LA NOTTE DEGLI SQUALI
監督: アンソニー・リッチモンド
音楽: ステルヴィオ・チプリアーニ
出演: トリート・ウィリアムズ、アントニオ・ファーガス、ジャネット・アグレン、クリストファー・コネリー、スティーヴン・エリオット、ジョン・スタイナー
1987年 イタリア映画


またまたパチモンです。
(最近ろくなもの紹介してないなあ(^^;))
今日は、イタリアでめでたくサントラが発売されることになったこの映画をご紹介。
パチモン王国イタリア、しょうこりもなく、80年代も後期になってまだジョーズのパクリやってんのか、と思うなかれ。
本作は、一応ジョーズというかサメが出てくることは出てくるのですが、
お話のメインは安いクライム・アクションなのです。
大企業の秘密を巡って、鮫漁を営むお兄ちゃんと殺し屋が戦うのですが、
その舞台となる場所が、人食い鮫が生息する海域だっていうそんだけのこと。
監督は、アンソニー・リッチモンドなんて言ってますが、本名はトニーノ・リッチ。
主演は、一応、トリート・ウィリアムズやアントニオ・ファーガスなんて米国の俳優を使ってます。
でも、クリストファー・コネリーなんてのはなんだか怪しげな感じです。
この映画、ビデオタイトルは、「ジョーズ・アタック」となっているので、
探して観てみようという奇特な方は、こちらのタイトルで探してみてください。



音楽は、イタリアの名匠(迷匠)ステルヴィオ・チプリアーニ。
本作は、なんでもアメリカでは小ヒットしたそうで(ほんとかなあ)、
公開当時サントラは未発売に終わったものの、カバー・バージョンのシングル盤が発売されたという噂が・・・・・。
CDの時代になってからは、日本のAvanzだったかな?あの辺のイタリアものシリーズのコンピ盤に
この映画の5分間組曲みたいなのが収録されてました。
それがこの度、フルスコアでサントラが発売されることになりました。
やれやれ、サントラジャケもジョーズが前面に出てる・・・。
こんなもん出すのは、イタリアのDigitmoviesレーベルぐらいですが、
まあチプリアーニ先生の隠れた逸品という資料的価値という点では、
評価されてもいいのかなと思います。
そこそこカッコいいスコアだし(但し、パチモンにしては・・・という限定付き)
本編と切り離しても鑑賞できる(というか切り離した方がいい)作品といえるでしょう。
もともと美メロの作曲家なので、ディスコ・アレンジにこのメロを乗せると、
案外まともに聴けちゃうので不思議です。
厳密に言うと、ディスコというよりなんだろ、テクノ?
ポール・ハードキャッスルの「19」みたいなリズム。
南国風のいつものトロピカル・サウンドも健在です。
チプリアーニ好きな人なら買って損はないと思います。多分。
(少なくとも「テンタコリ」より、こっちの方がいいはず)

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