SHEENA
監督: ジョン・ギラーミン
音楽: リチャード・ハートレイ
出演: タニア・ロバーツ、テッド・ワス、ドノヴァン・スコット、トレヴァー・トーマス、エリザベス・オブ・トロ、フランス・ゾブダ、クリフトン・ジョーンズ、マイケル・シャノン
1984年 アメリカ映画



「ミラクル・マスター 7つの大冒険」でジャングル・コスチュームにお○ぱいをご披露したタニヤ・ロバーツが、同じような格好して今度は主役をやってしまった女版ターザン映画。
「ミラクル・マスター」と違う点は、今度は金髪にしてることと、全裸でシャワーを浴びちゃうサービス・ショットがある点。
主人公のシーナっていうのはアメリカでは有名な女ターザンのマンガだそうで、
今でいうところのアメリカン・コミックの映画化作品ということになるのでしょう。
まあ、女版ターザンと言えばストーリーなんて書かなくてもすぐ分かっちゃうと思いますが、
女ターザンが仲良しの動物たちと、部族紛争で荒れるアフリカの大地で活躍するっていう程度のお話。
テレビ・ムービーでもいいんじゃないかと思います。
これ「タワーリング・インフェルノ」のジョン・ギラーミン監督が撮った作品だとは信じがたい内容ですが、
巨匠が暇つぶしに撮った作品として観れば腹も立ちません。
この作品は、同年のラジー賞作品賞、監督賞、主演女優賞、脚本賞、音楽賞の5部門で見事ノミネートされています。
巨匠ジョン・ギラーミン監督は、本作の後「キング・コング2」を撮ってまたコケて、とうとう劇場用作品からは離れていってしまったのでした。



音楽は、リチャード・ハートレイ
英国の作曲家で、有名な作品というと・・・・「ロッキー・ホラー・ショー」とか「ジェラシー」とか、それくらいかなあ。
メイン・タイトルは、ゆったりとしたリズムの優雅な感じの曲で、
エレキ・ギターにメインのメロを演奏させていて、ちょっとエンニオ・モリコーネな雰囲気があります。
でもイントロやバックにチープな「ジョワ~ん」なんて音のシンセを被せていて、せっかくのモリコーネ風味が台無しです。
劇伴もしょぼいシンセがストリングスな音色を使って大胆に導入されていて、安っぽさが満点です。
こんなラジー賞ノミネートなサントラですが、意外に人気があって(実は僕も嫌いではない)
2004年に米Vareseレーベルから、CD Clubリリースとして限定1,000枚でサントラCDがリリースされています。
しかもこのサントラとっくに売り切れてるもんなあ。
CDはオリジナル・ジャケとは違っていて、シマウマに乗るシーナがアップで描かれています。

ランキング参加中です
みなさんの応援ポチを励みに更新頑張ります(^o^)
よろしかったら、ポチッとクリックお願いします♪

  ↓
にほんブログ村 映画ブログ 映画音楽・サントラへ
にほんブログ村








シーナ [DVD]/ドノバン・スコット,タニヤ・ロバーツ,テッド・ワス

¥1,480
Amazon.co.jp