SOMETHING FOR JOEY
監督: ルー・アントニオ
音楽: デヴィッド・シャイア
出演: ジェフリー・ライナス、マーク・シンガー、ジェラルディン・ペイジ、ジェラルド・S・オローリン、リンダ・ケルシー、ブライアン・ファレル、キャスリーン・ベラー
1977年 アメリカ映画



僕の中では、不覚にもボロ泣きしてしまった「2大お涙頂戴映画」の1本として位置づけられている感動のファミリー・ドラマ。
(もう1本は、「チャンプ」)
今観たらそこまで涙出ないかもしれませんが、当時はまだ多感な小学生だったので、
TVで観て思わず涙が・・・・。
しかも、ジョーイが死ぬシーンは描かず、兄ちゃんの感動のスピーチで締めくくって泣かすんだもんなあ。
エンディングの持っていき方が上手いよなあ。
アメリカのTVムービーですが、日本では劇場公開されました。
キャバレッティ一家の元気な末っ子ジョーイが、ある日、白血病で余命数ヶ月という宣告を受けてしまいます。
死期が迫るジョーイにジョン兄ちゃんは、ジョーイへの誕生日プレゼントとして、
大学のフットボール試合で「1試合に4個のタッチダウンを決める」と約束します。
そしてジョンはジョーイのために次々とタッチダウンを決めていきます・・・・・というお話。
ううう(T_T)、家族愛、兄弟愛の映画だなあ。
しかも実話だっていうから、いいお話だよなあ。
こういう心が洗われる映画こそ、ちゃんとDVDにして欲しいものです。



音楽は、デヴィッド・シャイア。
これ、是非音源化して欲しいのですが、今だにサントラが出ていません。
デヴィッド・シャイアって、一部のアクション作品を除いて地味な印象が強い作曲家ですが、
こういうヒューマン・ドラマのスコア書かせたら上手いよなあ。
特にピアノを基調としたテーマはほんと上手い。
映画がヒットしたので、当時はキング・レコードから出たシングル盤を始め、
カバー演奏はいくつか発売されたのですが、サントラは残念ながら発売されずじまいでした。
唯一、Cine Discというレーベルから出たスコア盤のシングルが存在したようですが、これは未聴です。
CDでは、その昔Bay citiesレーベルからデヴィッド・シャイア作品集が発売され、
その中に本作からも再録もののスコアが収録されました。
この作品集は、その後、Kritzerlandレーベルから1200枚限定で再発されたので、
持ってる方もいらっしゃるかも知れません。
これ、フルスコアでCD出たら絶対買うんだけどなあ。


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