THE DOBERMAN GANG
監督： バイロン・ロス・チャドナウ
音楽： ブラッドフォード・クレイグ、アラン・シルヴェストリ
出演： バイロン・メーブ、ジュリー・パリッシュ、ハル・リード、シミー・ボウ、ジョジョ・ダモーレ
１９７２年 アメリカ映画
平日の過去記事アーカイブシリーズ・・・
調教されたドーベルマンが銀行を襲撃するという当時としては奇想天外なストーリーが話題となったアクション映画。
よくよく考えてみると、ドーベルマンを使って銀行強盗するというだけのお話なので、
何のヒネリもないのですが、訓練の過程をじっくり描いているので、そこそこ観れる作品に仕上がっています。
さらに、子供の頃にTVで観た時の印象が強烈で、すごく面白かったような記憶があります。
数年前、国内でDVDが発売されるという話だったのですが、途中で立ち消えになったようです。
その後、この話はどうなんったんだろ。
この映画、シリーズ３作目まであるんだけど、また観たいなあ。
音楽は、ブラッドフォード・クレイグと若き日のアラン・シルヴェストリ。
サントラは主題歌を収録したシングル盤しか発売されず、しかも日本のみの発売。
キングレコードから出てましたが、アコースティックな雰囲気のとてもいい歌です。
しかも、歌を歌っているのはなんとアラン・シルベストリ本人。
バンドマンだったアランが知人の紹介で「やっつけ仕事」で短期間で録音したのがこの主題歌だったそうですが、とても短期間で仕上げた歌とは思えません。
ある意味貴重なレコードを言えるでしょう。
さらに、オープニング・テーマを始めとしたレアグルーヴ色満点のスコアがまたたまらない。
黒っぽいグルーヴ感が、「白バイ野郎ジョン＆パンチ」のスコアとはまた違ったノリで素晴らしい。
残念なことにCD化はされていません。
どっかから限定でもいいから発売されたら、絶対買うんだけどなあ。
・・・と、ここまでが過去記事。
相変わらずスコアのアルバム化はされませんが、DVDは日本でも発売されたようです。しかし、これも絶版になっているようで、amazonではレンタル落ちのものが高値で販売されています。
輸入版であれば「1」と「2」がカップリンクになったDVDがあるようなので、英語が堪能な方はいかがでしょうか（但し、リージョンコードの問題があるので、国内のDVDプレイヤーでは再生できないかも知れません。）
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