SILVERADO
監督: ローレンス・カスダン
音楽: ブルース・ブロートン
出演: ケヴィン・クライン、スコット・グレン、ケヴィン・コスナー、ダニー・グローヴァー、ジョン・クリーズ、ロザンナ・アークエット、ブライアン・デネヒー、ジェフ・ゴールドブラム、リンダ・ハント
1985年 アメリカ映画




平日の過去記事アーカイブシリーズ・・・





往年の西部劇を80年代に蘇らせてしまったローレンス・カスダン入魂の痛快娯楽西部劇。
ローレンス・カスダンさん、この映画にはかなりリキが入ってたらしく、監督だけじゃなくて、製作、脚本まで手がけてます。
西部劇の王道とも言える古典的でベタな展開ながら、面白さのツボを押さえた脚本のおかげで観ていて飽きません。
やっぱり、西部劇は血湧き肉躍る高揚感がないと駄目だなあ。
この映画にはそれがあります。
観ていて自然とワクワクするんだよなあ。
見せ場の出し方もしっかり計算されていて、西部劇に欠かせないガンファイトもしっかり堪能できます。
でも、ベタだからといって古臭さがないのが不思議なところ。
案外新鮮な気持ちで観ることができるウェスタンです。
この映画で、ケヴィン・コスナーが一躍注目されることになったように記憶しています。
このあと、「アンタッチャブル」、「フィールド・オブ・ドリームス」といった話題作に続けて主演するようになります。
 

 

音楽は、ブルース・ブロートン。
この人が手がけた西部劇には「トゥームストーン」という大傑作がありますが、
本作も負けず劣らず彼ののウェスタン・スコアの傑作と呼べる作品です。
クオリティでは「トゥームストーン」の方に軍配が上がりますが、
覚えやすいヒロイックなメロディという点では本作の方が人気があるようです。
同年のアカデミー作曲賞ノミネートも納得です。
テーマ曲は、いかにもアメリカのウェスタンをイメージさせる雄大で躍動感のあるスコアで、
エルマー・バーンスタインあたりの古き良きウェスタン・スコアの王道を行くサウンドです。
劇伴も、元祖ウェスタンスコアの流れを汲む勇壮なスコアで、おっさん世代にはすごく心地よいスコアになっています。
荒削りな部分がまた余計にウェスタンスコアの醍醐味を感じさせます。
この映画、「トゥームストーン」と同じく、米Intradaレーベルから発売された2枚組完全盤が存在します。
24トラック・セッション・マスターテープから起こしたサントラで、4年前に発売されました。
ボブ・ピークが手がけたポスターをあしらったジャケは秀逸。
従来発売されていたサントラには収録されなかった40分に及ぶ未発表曲を追加収録しています。





・・・と、ここまでが過去記事。

名盤なのですが、ダウンロード版はどうやら発売されてない感じです。

















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