BRANNIGAN
監督:ダグラス・ヒコックス
音楽:ドミニク・フロンティア
主演:ジョン・ウェイン、ジュディ・ギーソン、メル・ファーラー、リチャード・アッテンボロー、レスリー・アン・ダウン、ジョン・バーノン
1975年アメリカ映画


  



平日の過去記事アーカイブシリーズ・・・





「マックQ」に続<ジョン・ウェイン主演のポリス・アクション第2弾。
息子であるマイケル・ウェインが両方とも製作を担当しています。
話自体にはお互いにつながりは無いようです。
(というか、おっさん、「ブラニガン」はまだ観たことないのです(^_^;))
シカゴ警察の刑事が犯人を追ってロンドンにやってくるというお話。
本作では、ロンドンが舞台のようで英国の役者が結構出てます。
懐かしのレスリー・アン・ダウンが出てるみたいなので、ちょっと観てみたい気もします♪
「マックQ」に比べると評価が低いようなのですが、どうなんでしょう。
まあ、あっちはジョン・スタージェス監督ですからね。
若干見劣りするのは致し方ないところでしょうか。

 




 

音楽は、ドミニク・フロンティア。
この人のスコアで真っ先に思い浮かぶのが「奴らを高く吊せ」なんですが、本来はわりとジャジーなスコアが得意な人なんじゃないかとみました。
本作でも、ジャジーかつファンキーないい仕事をしています。
これは意外な掘り出し物でした。
70年代ポリス・アクションで流行っていた都会的な雰囲気のジャズ・ファンクスコアをここでも聴くことができま
す。
テーマはジャズをベースに、骨太なイントロとライト&メロウなメロディが交錯するカッコいい曲です。
ジャズというよりは、ボーカル・レスのソウルといった感じです。
ラロ・シフリンあたりとはまた違ったアプローチのジャズ・スコアという感じです。
演奏はロンドン・シンフォニー・オーケストラとなっていますが、軽めの仕上がりになっています。
やはりオーケストラが演奏を担当しているということで、劇伴はそれほどジャズにどっぷりという感じではありませんが、
アクション・シーンでは、結構派手なジャズを鳴らします。
やっぱりこの頃のサントラは面白いですね。
映画の公開当時、サントラ盤は発売されず、最近になって
米La-La Landレーベルから3000枚限定でスコア盤CDが発売されました。
30年以上前の未発表音源ですがいい音してます。





・・・と、ここまでが過去記事。

この作品も現在では、i-Tunesでダウンロード版が入手可能になっています。(Amazonでは取り扱いが無いようです。)