SAW Ⅳ
監督:ダーレン・リン・バウズマン
音楽:チヤーリー・クローサー
主演:トビン・ベル、スコット・パターソン、ベッツィ・ラッセル、コスタス・マンディロア、リリク・ベント
2007年アメリカ映画

 

前作でジグソウが死んでしまったので完結かと思いきや、やっぱり新作が登場してしまった年1作の
お楽しみシリーズ最新作。
ジグソウ亡き後、その遺志を継ぐかのように新たな殺人ゲームが開始されるというお話。
監督は「2」以降をずっと手がけるダーレン・リン・バウズマン。
ジグソウの遺体を解剖したところ、遺体から異物が発見され、その中にメッセージ・テープが入ってい
て‥‥という始まり方をするようです。
事件に携わる刑事たちがゲームのワナに陥って、これを助けるため別の刑事がゲームに強制参加さ
せられるとか。
冒頭の解剖シーンが一時「You Tube」で流れたことがありましたが、かなりグロい。
回を追う毎にゴア度が増しているようです。
「グロい」、「痛い」描写もいいですが、もう一度「1」に匹敵するような絶妙なストーリーに出会いたい
ものです。
日本公開は11月17日。
前作は幸運にも新宿で公開第1週目に観ることができましたが、
島根では公開されそうにないので、今回はビデオスルーかもなあ(T_T)

 

 

音楽は、シリーズすべてを手がけるチャーリー・クローサー。
最近は、他のサスペンス映画や「バイオハザード3」等も手がけており、ホラーの作曲家として売れっ
子になりつつあります。
この人の冷たく硬質な機械音やノイズを駆使したインダストリアルな音は、このシリーズにベストマッ
チな音だといえます。
ナイン・インチ・ネイルズ仕込みの音は他の追随を許さないという感じで、この音世界には圧倒されま
す。
但し、フル・スコアが出だのは前作「3」のみ。
今回もサントラに収録されたスコアはラストの1曲のみで、他は既成曲等を集めたコンピ盤です。
しかもiTUNESのダウンロード販売では、このスコアがカットされてます。
(後日、改めてフルスコア盤が出るのでしょうか)
歌モノは、前作がどちらかと言えばラウド系、スクリーモ寄りの選曲だったのに比べ、
今回は原点回帰というか、インダストリアル系のバンドの比重が前作より高くなっています。
Skinny Pappy,Nitzer Ebb等懐かしいインダストリアル系が顔をそろえています。
この手の音は、スコアと全く違和感無<溶け込むことでしょう(^_^;)
なお、X JAPANの新曲が全世界メイン・テーマ・ソングを歌うってことになってますが、

 

米盤にはこの曲は未収録。

全世界メイン・テーマ・ソングなら、米盤に収録してもおかしくはなのでは・・・・???

出し惜しみのフリして、実は日本だけだったりして・・・・