FLYBOYS
監督:トニー・ビル
音楽:トレヴァー・ラヴィン
主演:ジェームズ・フランコ、スコット・ヘイゼル、ジャン・レノ、マック・マクドナルド、フィリップ・ウィンチェスター
2006年 アメリカ映画

 

 

 

まだ公開前の作品なのですが、これまた戦争ものです。
第一次世界大戦でのイギリス対ドイツの複羽機の戦いがベースになっています。
主人公はイギリスに渡ってドイツとの戦いに参戦したアメリカ人パイロットという設定のようです。
雰囲気的にあまり重いテーマではないようです。
監督のトニー・ビルという人はわりとハートフルなドラマなテレビシリーズを手がていた人のようです。
あ、それから若手に混じってジャン・レノが出てます。
日本で公開されるのかどうか分かりませんが、CDは輸入盤を扱っているところでは結構見かけます。

 

 

 

 

音楽はトレヴァー・ラヴィン。
全体を通じて戦争映画っぽい派手なスコアではありません。
どちらかといえば、アイリッシュテイストを織り交ぜながら、高らかに歌い上げる感じの感動系のスコアです。
曲名にbattleとかdogfightとかついていても、激しくなりすぎずわりと控えめなスコアになっています。
一連の度派手なRC系のスコアに比べると、かなり控えめな印象です。
ですが、時折ミリタリー調のスネアが入ったりするので、ウォーミュージックとしての雰囲気はあります。
アイリッシュっぽいリコーダーの音や乾いたスネアの音がむしろ軽快なイメージを与えています。
これをこれでなかなか良いのではないという感想を持ちました。
以前紹介した「THE GREAT RAID」と近い位置にあるスコアです。
トレヴァー・ラヴィンの新機軸といった感じでしょうか。