HEAVY METAL
監督： ジェラルド・パッタートン
音楽： エルマー・バーンスタイン
声の出演： ジョン・キャンディ、ハロルド・ライミス、ハーヴェイ・アトキン、ジャッキー・バロウズ、ジョー・フラハティ
１９８２年 カナダ映画
※ 過去記事いじってます。
僕がレビュー書けるアニメって、こんなもんかディズニーものぐらいかなあ・・・・・。
大人向けのアメコミ誌「Heavy Metal」を基に７話オムニバスで映像作家にそれぞれ好き勝手に作らせたカルト・アニメ。
大人向けなので、ボカシが入ったりしててビックリした覚えがあります。
各話とも「ロック・ナー」と呼ばれる悪の化身（緑の玉というのが笑える） がキーワードになっています。
なんか全体を通して統一感が無く、アニメの水準も日本のものと比べるとかなり落ちますが、
問答無用の展開と各話の統一感の無さ、ガンガン鳴るハード・ロックがいい味を出していました。
「ゴーストバスターズ」のアイヴァン・ライトマンが製作に携わってました。
音楽はエルマー・バーンスタイン。
スコア盤は公開時アメリカでは発売されましたが，国内盤は発売されませんでした。
2008年に、米FSMからこのスコア盤がCD化されたのですが、これまた未聴です。
27曲入っているので、LPの２倍以上の収録曲数になります。
演奏は、ロイヤル・フィル。
機会があれば、これも聴いてみたいなあ。
本作からワールド・ワイドに発売されたのは，歌モノのコンピレーション盤でした。
歌モノといっても，これがハード・ロック，アメリカン・ロック系のアーティストの目白押しで，
未発表曲，バージョン違い等もあったりで，その手のファンにはとても楽しめる内容になっていました。
LP時代は２枚組でかなりのボリュームがありました。
フランジャーを効かせたようなミックスの曲が多く，これがスペイシーな感じでカッコよかった。
サミー・ヘイガーの「Heavy Metal」やブラック・サバスの「Mob Rules」は，オリジナル・アルバム収録曲とバージョンが違っています。
特にサバスの「Mob Rules」は、ギター・ソロがまるで違っていて、
オリジナルよりこっちの方が絶対カッコイイ。
さらにチープ・トリックも２曲提供していますが，「Reach Out」が絶品。
これがアルバム未収録曲だったというのが信じられません。
イントロのシンセ・フレーズがとてもいい味を出しています。
この他に，ジャーニー、ナザレス，ブルー・オイスター・カルト，グランド・ファンク，DEVO，ドナルド・フェイゲン，ドン・フェルダー，スティーヴィー・ニックス等々，蒼々たるメンバーが曲を提供していました。
米盤でＣＤが出ているので，当時メタル・キッズだったおっさんたち（僕も含めて）は，
これ聴いてノスタルジーに浸ってみるのもオツなものかも知れません(^o^)
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