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SYRIANA
監督: スティーヴン・ギャガン
音楽: アレクサンドル・デプラ
出演: ジョージ・クルーニー、マット・デイモン、アマンダ・ピート、クリス・クーパー、ジェフリー・ライト、クリストファー・プラマー、ウィリアム・ハート、マザール・ムニール
2005年 アメリカ映画
中東を舞台にCIA工作員、石油王、石油アナリスト、弁護士等が絡む「石油」と「陰謀」をテーマにした群像劇、だそうです。
まだ観てないので詳しいことはわかりません(^_^;)
「トラフィック」でアカデミー脚本賞を受賞した人が監督を担当、スティーヴン・ソダーバーグとジョージ・クルーニーのコンビが製作総指揮にあたっています。
これだけでも観てみたいという気持ち満点です。
「トラフィック」同様、複数の話が同時進行で複雑に絡み合いながら進んでいくストーリーが興味を引きます。
評価は賛否両論のようですが、元CIA工作員の暴露本みたいな話を元ネタにしているそうなのである意味リアルなサスペンスになっているのではと期待してます。
余談ですが、うちの長男(小学校6年生)がこのタイトルに異常な関心を示していました。
「お父さん、なんだこの映画、『尻穴』だって!(^o^) ギャハハハハ。」
どうやら育て方を間違えたようです(-_-;)
音楽はフランス出身のアレクサンドル・デプラ。
ブルース・ウィリス主演の「ホステージ」に続くハリウッド作品となります。
かつて、この人が手がけたイギリス映画「真珠の首飾りの少女」の音楽をジェリー・ゴールドスミス師匠が褒めていたという話があります。
それだけでも個人的には注目の作曲家です(^_^;)
テーマメロは物悲しい静かなジムノペディ風のピアノ。
これがシンプルながらなかなか印象的。
劇伴も口数は少ないながらもアンダースコアとしてはかなり好印象です。
ストリングスによる緊迫感溢れるスコアもあれば、中東風なフレーズの曲やミニマルっぽいエレクトリックな曲もありで、
トーンを抑えたサスペンスタッチの曲が目立ちます。
全体を通してかなり抑制の効いた控えめな音作りになっていて、この手法は「ホステージ」とも共通しています。
これなら映像を邪魔することは絶対にないだろうなあと思いながら、
どんな感じで音楽が鳴っているのか本編を見るのが楽しみです。