MR. AND MRS. SMITH
監督: ダグ・リーマン 
音楽: ジョン・パウエル 
出演: ブラッド・ピット、アンジェリーナ・ジョリー、ヴィンス・ヴォーン、アダム・ブロディ、ケリー・ワシントン、キース・デヴィッド 
2005年 アメリカ映画

 

 

今や話題の渦中にある2人、ブラピとアンジェリーナ・ジョリーが初共演したアクション・コメディ。
実はまだ観ていないのですが、だいたい想像はつきますね(^_^;)
なんでも、凄腕の殺し屋同士がお互いの素性を隠して結婚したのはいいけど、
ある日お互いが敵対する組織の人間であることが分かり、相手を始末しょうとするストーリーだそうです。
あまり肩肘張らずに観れる娯楽作だと思います。
ビデオ発売まで待つかなあ。
監督は「ボーン・アイデンティティ」のダグ・リーマン。
「ボーン・・・」を想像して見に行くと、がっかりするのでは・・・とちょっと心配もしてます。
「ボーン・・・」があまりにカッコ良かったもので。
まあ、個人的にブラピもアンジェリーナ・ジョリーもさほど興味が無いので、劇場へ行こうとは思わないのかもしれません。
アンジェリーナ・ジョリーに至っては、あのクチビル・・・・苦手です。

 

 

 

音楽はダグ・リーマンとは「ボーン・アイデンティティ」以来のタッグとなるジョン・パウエル。
MV出身者ですが、「スチーム・ボーイ」のスティーヴ・ジャブロンスキーと並んで、お気に入りのコンポーザーです。
この作品のキーワードは、アフロ・キューバン・ジャズ風のラテン・フレイバーとパーカッション。
今回は「ボーン・アイデンティティ」のようなガチガチのドラムンベースとはまた違ったアプローチをしていて、
生ギターやオケ等の生身の楽器の比重が高くなています。
それでもテクノ色の強いスコアは健在で、テクノビート+ラテンの中に、小気味よい乾いた怒濤のパーカッションがフィーチャーされています。
なんとクレジットを見ると、マイケル・フィッシャー、アレックス・アクーニャ、ルイス・コンテ、リチャード・ガルシア・・・・アフロ・キューバン系の一流パーカッション奏者たちでしたm(_ _)m。
こういうゲストを入れるなんて、やっぱりジョン・パウエルは素晴らしい。
最近の作曲家では一押しのアーティストですね。