TWISTER
監督: ヤン・デ・ボン
音楽: マーク・マンシーナ  
出演: ビル・パクストン、ジェイミー・ガーツ、ケイリー・エルウィズ、ロイス・スミス、フィリップ・シーモア・ホフマン、アラン・ラック 
1996年 アメリカ映画
 
竜巻を追う研究グループの姿を元気いっぱいに描いた作品(笑)
喜々として竜巻を追いかける研究グループの姿が「お前らなんか勘違いしてない?」って感じで笑わせます。
まあ、僕も雷が好きだったりするので、その気持ちも分からないではないですが・・・。
これ、マイケル・クライトンが脚本書いてたんですよね。
スピルバーグが製作総指揮だったのは知ってたんですが、ちょっと意外でした。
CGはILMの安定した仕事ぶりで、まあこんなもんかなという感じで、残念ながら鮮烈な印象はなかったです。

 

 

 

音楽は、ヤン・デ・ボン監督とは「スピード」に引き続いてコンビを組むマーク・マンシーナ。
ハンス・ジマー直系のMV関係者で、師匠お得意のフレーズを織り交ぜながら、今回もがんばってます。
特に8曲目「Sculpture」などは、「バックドラフト」のような音になっています。
全体的に元気な音楽で、特にテーマ曲はかなり陽気で、パニック映画としては異質な印象を受けます。
当然、全編に渡って、かなり「燃え」ます。
ただ、意外にもこのスコア盤は本邦未発売に終わりました。
ロックやポップスの既成曲を集めたコンピレーション盤は日本で発売されたのですが、なぜかスコア盤は見送られてしまいました。
このスコア盤こそアルバム単体でも十分楽しめる作品なのになあ。
そういえば、「スピード」もコンピ盤だけ日本で出て、スコア盤は本邦未発売だったよなあ。
どうなってんでしょうね。
エンド・タイトルは、アメリカン・ハード・ロックの雄ヴァン・ヘイレン兄弟がフィーチャーされています。
でも、エディのギター・ソロはだらだらと流しているだけで、超絶テクを期待すると肩すかしを食らいます。
もっと暴れてもよかったと思うけどなあ。
ちょうど、トップ・ガン・アンセムでソロ弾いてたスティーヴ・スティーヴンスみたいなもんです。