・・・・今夜も過去記事です。


THE WILD GEESE
監督: アンドリュー・V・マクラグレン
音楽: ロイ・バッド
出演: リチャード・バートン、ロジャー・ムーア、リチャード・ハリス、ハーディ・クリューガー、フランク・フィンレイ、ジャック・ワトソン、スチュワート・グレンジャー、ウィンストン・ヌシュナ、ジョン・カニ
1978年 イギリス映画




1978年製作のイギリス映画にして、傭兵モノ戦争映画の最高峰といわれる作品です。
傭兵といっても退役軍人みたいなジイさんが結構出てくるので、「老兵もの」という見方も出来ます。
監督は西部劇でお馴染みのアンドリュー・V・マクラグレン。
ベタな展開の王道アクションですが、そこがまたいい味わいになっています。
というより、子供の頃観て「面白かった!」という記憶が刷り込まれてしまっていて、
もう正統な評価をすることは不可能です。
名作です!
リチャード・バートン、リチャード・ハリス、ロジャー・ムーア、ハーディ・クリューガー、豪華4大スターの競演となっています。
このうち2人は既に故人となってしまいました。合掌。
50人の傭兵のおっさん、じいさんが次々とシンバ軍の銃弾に倒れていき、
主要なキャラも何人か死んじゃいますが、
これがまた泣かせる死に方をしていて、思わず男泣きする1本です。

「エミール!!」(観た人には分かるセリフ 笑)




音楽はこれまた故人となってしまったロイ・バッド。
かつて、渋谷系の人たちまでも注目したことで再評価されてました。
1999年にイギリスのCastle Musicレーベルからロイ・バッドの作品がまとめてCD化されましたが、この作品もその際にCD化されました。
このサントラは、ロイ・バッドの作品群の中でも「ゲット・カーター」と並ぶ傑作だと思ってます。
サントラ1曲目のオーバーチュアを口ずさんでみると分かりますが、
オケで聴くとマトモに聴こえるメロも、実はかなりクサくて気恥ずかしい。
しかし、その辺をナショナル・フィルの豪快な力業で押さえ込んでしまいます。
クサメロを強引にねじ込んだ勇壮なマーチ調のスコアが全編を占めており、「燃え度」も補償付きです。
なお、シングル・カットされた主題歌としてジョーン・アーマートレイディングの歌が入っています。
本編ではオープニングに使われましたが、これもまた名曲です。
あと、ジェリー&マーク・ドナヒューによるディスコミュージックも1曲収録されています。
こんな名盤ですが、このCDは知らない間に廃盤になってしまっていました。
それがなんと3月7日にSilva Screenレーベルから再CD化されます。
今度はジャケのデザインも一新して、リマスターまでされています。
リマスターかあ・・・・。
LPもCDも持ってるけど、リマスターという言葉には弱いんだよなあ。
多分、また買っちゃうだろうなあ。
でも、出来れば音源化されていないスコアも含めて完全盤で出して欲しかったなあ。
本編観てると、サントラに入ってないスコア、結構あるんだよなあ。
なお、DVDも日本で発売されていますが、僕はこのDVDを友人に貸したら帰って来なくなりました。
返せ、こんにゃろ!


・・・と、ここまでが過去記事です。

その後、ロジャー・ムーアも亡くなり、残るはハーディー・クリューガーただ1人となり(92歳!)、

友人からもDVDを返してもらえずじまいですが、

日本語吹き替え音声入りのブルーレイが発売されたり(買ったから、もうDVDいらない 笑)、

サントラも何とダウンロード版が手に入るようになりました。

いい時代ですね~。

 

 

 

 

 

 

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こちらはCD。プレミア付けられてます。やれやれ。

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