いざ手術… | 天国のパパへ… いつか会えるまで頑張るから見ていてね

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2014 9月に胃ガン発覚。三年半の闘病でしたが、治療の事、家族の事、旅たつまでの記録とその後の家族の
奮闘を記録しています

去年の12月19日、いよいよ手術。
先生に言われたのは、3つ。
①胃の全摘出+脾臓摘出
②胃の全摘出+脾臓摘出+すい臓半分切除
③何もせず閉じる

CTでは、わかりきれないから、ヤッパリ開けてからになりますが、一番いいのは①番だと。すい臓半分は、浸潤してる可能性もあるから状態をみて判断しますと。
あまりにも無理なら閉じますと説明されました。発覚時点で治療しなければ余命1~二年といわれ、ステージも3Bから4と言われていた。あっっと言う間に抗がん剤がおわり手術を迎えたけど、前日は緊張で寝れず…義理のおねえさんか東京から駆けつけ、旦那の両親と待合室で待ってました。
手術室までは歩いていくので、病室まで看護婦さんがお迎え。
いってらっしゃいと手をふり、長い待ち時間が始まった。
私は、自分の実家の横に住んでいるので、私の親は病気してからの旦那を毎日心配していた。
でも、気を使わせないように毎日変わらずいてくれたことに本当に感謝している。
当日も、手術が終わって落ちついたら顔を出すと旦那の親に気を使ってくれていた。婿じゃないけど、嫁の実家の隣にいてくれること、毎日私の親に気を使って過ごしてくれたこと、頭にくることも一杯あったのに怒らないでいてくれたこと。
本当に優しいパパ。
結婚して、二年で長年勤めていた会社が閉めちゃうことになり42才での再就職。リーマンショックのあとで
本当に仕事が決まらず、二人目が産まれたばかりで…私以上に大変だっだんだよね。

その時は仕事が決まらないことに、私もイライラ。本当に仕事探してる?とわりとマイペースなパパにいらついてたな。
長く働いてステッブアップすると知り合いに誘われ介護士になったパパ。
夜勤もあったのに、夜勤明けには私に付き合い買い物などつれ回しちゃったな。
私は
独身時代からの職場にいるので、パパが失業してもなんとかやり過ごせていた。
その時は、パパにイライラしてたけど今になって、夫婦は支えあうって事が身に染みる。
病気になって、パパに甘えすぎてたこと。
何をしてあげてたかなぁと考えながら、待合室にいた。
おわりましたよ。の看護婦さんの声に時計をみる。
5時間半…

どうだったのか。不安な気持ちで先生の説明を聞きにいった。