腕時計を持っています。安価で有名なブランドの、シンプルな時計です。去年末に雑貨屋さんで巡り会いました。可愛いと思い値札を見たら、リーズナブルだったためついつい家に迎えた次第です。時々腕につけています。というのも、そもそも社会人になってから腕時計を常につけて生活する習慣が無かったのです。購入後に気づきました。
さてこの時計。文字盤ではなくデジタルで暗がりでも光り、曜日も日付も大層分かりやすいいい子ちゃんです。学生時代若気のいたりで「かわいい!」と購入した文字盤だけで数字も刻みもない腕時計を当時は愛用していたため、あまりの見やすさと便利さに驚いてしまいました。平成も大分進んでおりますが、私の腕時計に対する思いはいまだこんな状況です。
しかし、この腕時計、毎日0時になると15秒ほどピピ、ピピ…と鳴ります。説明書はとうの昔に処分してしまった㈱オオザッパーズ代表ですから、このピピ…におとなしくしていてもらう術がわかりません。最初は何とかならないものかと頭を抱えましたが、ここ最近は毎晩律儀になる腕時計を見ているうちに「偉いな。かわいいな。」という感情を覚えてきたのです。
徐々に日課になれば、説明書もいらないでしょう。