「便利なんだよねこれ」と言うと、やはりそれを聞いた人は「え?どんな風に便利なの?気になるなぁ」という気持ちになります。私だって「なんでなんで?」と興味津々になるのが目に見えます。
「この袋はなぜ濡れたタオルを入れても漏れてこないのか…」
「このブレスレットはなぜ静電気を除去してくれるのか…」
「この帽子はこんなにクシャッとしてもなぜシワシワにならないのか…」
そして、「この白いスポンジはどこまで汚れを落とすのか…」
何らかの防止作用とか、何らかの化学反応とかでこのような「便利な事態」になっているのは分かるのです。しかし、踏み込みすぎると専門的な話になってしまうので余計に「なんでだろう」をこじらせて理解不能になってしまう副作用もあるので、困ったものです。「何でか分からないけど便利」以上「専門知識」未満…ああ、難しい。
(スポンジを握りしめて)「メラミン!!メラミンってのがまた良い仕事をね!!」
…これじゃ通信販売の紹介みたい。