禅 その4 | 自然治癒力研究所のブログ

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 お経と言うと大半が漢文で解釈が難しいですよね。
これは、日本に伝わった仏教は、大乗仏教と言ってインドから中国経由で伝わったため、サンスクリット語を中国で訳したため、漢文で日本に入って来ました。
 大乗仏教の乗というのは、「乗り物」という意味で、迷っているこの岸から、悟りの彼岸に渡してくれる教えを、大きな乗り物に例えて「乗」というのです。
つまり、誰にでも悟りの彼岸に渡してくれる教えが大乗仏教と言えます。

 一方、上座部仏教(旧称:小乗仏教)とわれるのは、インドから南のスリランカ、タイ、カンボジアなどに伝わった仏教で、あらゆる煩悩を己ひとりの力で滅尽させようと、出家して厳しい修行を積んだ僧侶だけがさとりを開き救われるというものです。
こいらは、主にパーリ語で伝わりました。

 仏教の教えというのは、本来文字や言葉にできないもので、本来文字や言葉したらそれは真実ではなくなってしまいます。
ですから、表現が非常に困難で、それがさらに漢文なので私達には馴染みにくいものになっています。

 しかし、日本でも非常に分かり易い日本で作られたお経があります。
有名なものに、白隠禅師が作った坐禅和讃があります。
次回、それを紹介します。

禅4


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