禅その１

　私は名古屋市の私立高校に行ったのですが、曹洞宗が創設した学校だったため、一年生の夏は永平寺に観光用の座禅ではなく修行僧と同じ座禅合宿をしました。
また学校には禅堂があって週１回坐禅の時間がありました。

　当時は、下らないし辛い事をさせられて無駄な時間だと思っていました。
しかし、この年になって改めて思い返すと貴重でいい体験をしたと思っています。

　そして、今では瞑想したりしていたのですが、改めて禅というものを見直すきっかけになりました。
禅は、私は長い間、修行など苦しい試練が必要と考えていました。
しかし、禅とは日常生活そのものであり、あるがままで生きることの大切さ、今のままで何も変える必要が無い私に気付くこと、全てに愛を感じる喜び、等に気づくことだと思います。
禅については、これから学びながら体験し、少しずつここに書くつもりです。