ベルファストを通りぬけて、アイルランド共和国に入るときには
どんな入国管理局があるのかなと

ちょっと、楽しみにしていたのですが

・・・

あれれれ

何もない。ただ、するっと高速道路を通り抜けてすすすっと、共和国に入っていました。
意識なく・・・。


ベルファストは、もうIRAのテロの温床だったので
怖そう~早く通り抜けたい

と、思っていたからでしょうか?(そんなこともないでしょう)

なんでそんなに怖いかといえば
今よりももっと英語がおぼつなかった時に、勉強になるというか、慣れるための
よく新聞を読みました。

オーラとかスピ系の内容なら原書でもけっこう、すらっと読めたりします。
ターミノロジー(専門用語)が同じなので、問題ない。
なんだか

そういうのって

譜面を読むのとか、数式を解くのに似ているんですね。

しかし、新聞はそうはいかないので
しっかりと読まないと、わからない。

それで、ある日、なんとなく選んで読んだものが
ベルファストでのテロの話で、これがひどい・・・

爆弾をしかけたという声明があったので、お買い物をしている市民に、そっちはあぶないから
こっちに逃げてくださいと警察が誘導したら

実は、そっちに、逃げだところに
爆弾がしかけてあって、みんな、吹っ飛んでしまった・・・
男も女も子供も若い人も、老人も・・・

そんな文章を理解しようと努めて
必死に読んだので・・・記憶にこびりついてしまいました(う~)

それはベルファストの出来事なので、怖さ100倍。

最近のパリも怖いテロがありましたが、地図をちゃんと見ると、ルノルマンにはあまり関係のない地域。

もっともルノルマンのお墓の方面の北に位置するのですが
そこは、行かない。

サンジェルマンあたりや、イッシー、マルメゾン、ヴェルサイユあたりをうろうろしているだけですから、

なぜかテロリストたちは、パリの一番大切なモニュメントを狙わず
劇場とかサッカー場とか、そういった人が集まるところに意識を向けていて
・・・?
なぜ???


でも、知っていれば、怖くないのでいいのです。
知らないと、ベルファストの大きさもわからないので
通りぬけるだけでも怖いと思ってしまいます。

四谷怪談が怖いと四谷の駅まで怖いと思ってしまうようなものです(笑 いや、笑えないけど)


しかし

なんだ~簡単じゃない~~~♪
と、ダブリンに向かって行きます。

もうひとりのツアー参加者のMさんが、おひとりで、ダブリン空港についているはず。
ホテルで待ち合わせなので、上天気に晴れ上がった空の下を
ずんずん走って、ダブリンのコーストロードへ!


な・・・

なんて
すてきなんだ!

まるで、リゾート…というか、ハワイに来ちゃったみたい!

という感想が思わず漏れます。

ハワイのように海の色が濃くなくて、さすが、アトランティックの薄緑なので透明感があって
風が白い雲を浮かばせていて、ヨットや、ウィンドサーフィンも余裕で浮かんでいます♪

いいなあ~

こんなところに来たかった~
こんなところがイギリスのすぐそばにあったなんて~~

という気持ちで嬉しさがこみ上げて来ながら
ホテルに到着。

浜辺も、目の前にあって、バターカップスなどの黄色いお花もちらちらと咲いていて
歩いている人もどこかカリフォルニアしている♪

ダブリンのコーストロードは
お薦めです♪ まさかな穴場ですね。


さて
そのホテルでのこと

ラトビア人の女性と、ブラジル人の男性が
どうも、イギリスで恋に落ちて
アイルランドにラブリーな旅にきていたところと遭遇。

なんだか、どうしてか
話しかけてくるので
どこから来たのと聞いて親しく話をしていたところにワンドマスターケンちゃんがきたので

ちょっと席をゆずって
お話しを続けてもらい

こちらはおいしいアイスクリームのデザートを食べていると

すご~く興奮した感じでケンが帰って来ました。


「なんでなんだろう、なんでなんだろう、あのラトビア人の女性は、僕をみると
あ、ちょっと待って!お部屋からとってくるものがある!と部屋に帰り、紙袋を持ってきて
こういったんだ。」

前置きはいいので
なんだか、早くいってくれる?
という気持ちでふんふんときいてみると

「その紙袋の中から、水晶を取り出して、今日、こんな素敵なものを買ったの、なんだか
どうしても、あなたに見せなくちゃって!思ったのよ!」


驚き!!!目






なんで、ケンがワンドマスターでクリスタル大好きだということを
まるで知っているかのような態度ではありませんか!


素晴らしくきれいなクリスタルだったらしく
感動したらしいのですが

その後、翌日もホテルに滞在しているといった彼女たちには
まったく会うこともできず、仕舞い・・・。

更に、翌日の朝、子供番組をみていると

なんと漫画の主人公が、ストーンヘンジの中に立っている小さな魔女ではありませんか!

名前がなんというのか
忘れてしまいましたが

なんだか
カナダの漫画のようです。

そして
その女の子は、おもむろにマントの中から
ケンが作るのと同じタイプのワンドを出して、ぐるぐるとまわしながら
魔法をかけるのです!




まさに、このタイブの(太いほう)のワンドではありませんか!

女の子は
目が小さくて、つぶらな瞳・・・まるで私のよう(女の子か?)



これは、女の子じゃありません・・・魔法使い

朝から、あっけにとられてTVを見てしまったのですが
さすが、アイルランドです。
子供もこんなものを見て育っているのですね、ガンダムとかじゃなく。


ということで

なんだか、不思議なことが起こりそうな気配がしてきました。

魔法使いの女の子が

ついてくるような・・・そんな雰囲気が♪

そして

私たちは、いよいよ、「嵐が丘」でスカーレット オハラが

「タラへ帰ろう、タラへ!」という有名なセリフを言った、あの古代遺跡のタラへと向かうことに・・・。

タラについてはまた次回のブログで書くことにしますね~