タクシーを拾いたいときに、「緑色のタクシーが、来る」と仮定し、その車が目の前に止まるところをイメージすると、すぐにそういう状況がきます。でも、「今日は、なぜかタクシーが通らないなあ」と思ってしまうと、タクシーは来ない。しかし、思いなおして「反対車線を走ってきたタクシーが私を見つけてUターンしてくれる。それは黄色いタクシーだ」と、思い直すと、そういう現実になります。今までで、一番おもしろかったのは、芝浦から新宿まで10分で行かなければ電車に乗り遅れるという状況の時、「白いタクシーが、来る!」と強く思ったら、すぐにそれが現れたこと。しかし・・・運転手の名前のボードに、お名前がなかった…(笑)いったい、だれそれ?(爆)

さて・・・


これは
現実とシンクロに成り立ちを表しているものです。


現実=タクシー
とみてください。

タクシーを拾おうとしている私には
ある程度の緊張感があります。

この緊張感とは、エネルギーが圧縮されている状態ですね。

この、圧縮されている状態で、これからやってくる現実を「見る」=ビジョンを創造する

そうすると
よく皆さんがやっているように
45度上方に、このビジョンがみえるはずです。



このビジョンを45度にとどめておくだけでなく
下方に下ろしてきます。
目線の先にこのビジョンを保とうとすると
ビジョンは自然に消えていきますね?

そうして
しばらくすると、このビジョンは現実になって
現れてきます。

緑色のタクシーが来る。
そして、それを拾う。


ということですが
この時に、もしかしたら
これじゃないかも?
などと考える時間の余裕をもっていると
できあがった現実は吹っ飛んでいきます。

今は、さまざまなことが加速していますから
じっくり、ゆっくり考えていると
出来上がった現実は、消えていく傾向が高くなります。


逆に、過去、思い描いていたものが
予告なしに、ふっと来ることもありますので
それをいつでも受け取れるようにしておくことが
大切な時空に変化していると言えますね。

今回のツアーで
パリのオルセー美術館に行ったのですが
以前、オランダのゴッホミュージアムで観ることができなかったゴッホの「エトワール」の実物を見ることができましたが

オーダーしておいたものは
ちゃんと、呼んでくれるようになっていて
やはり、なぜかルーブルではなくオルセーに行くということが、道としてついていたなと思います。

しかも
これはスポンテーニアスに起きたことで
パリでの行動は決めてなかったので、まったくの偶然です。


さて

現実創造の仕組みですが

普通は、すでにできている現実から選ぶのが常でしたよね?
レストランに入ると、まず、何がありますか?と、メニューを頼みますが、これは現実を追う形になります。

こんなものを飲みたい、食べたいと思っていたら
それがありそうなところにしか行きませんし
そういったところでは、現実創造もしやすい。

そして
何がありますか?
ではなく

「こんなものが飲みたい、食べたい」と言えば
だいたい、そんなものがあるはずですし
気をきかせて、普通はお客様に出していないものも
作ってくれたりします。

すべては創造ですね。



ここで、考えておいてほしいのは

夢の賞味期限です。

3・11前のものは、賞味期限など考えず、感謝していただきますが(笑)夢の賞味期限は、時間というものの性質上、いつまでの夢ではいられなくなるという傾向があるんですね。

かつて夢だったものが
すでにない

そんなこともあります。
加速しているので、すべてにおいて
そんなことが生じているのが今の時代です。