何事にも段取りは必要。

それをしないで事を進め、

うまく行っているときはよいですが、

行かなくなったときにパニックになってしまう。

自然とみんな段取りを頭の中で立てているのだと思います。


私が段取りを意識するようになったのは、

お店を始めるようになってからです。

それまでは、のほほ~んと生活していて、

段取り考えてするようなことに

係わっていなかったですから。

きっとそれでも必要だったろうに、

何も考えないで生きて来ちゃって。


私の場合、厨房での段取り。


家庭用2口コンロを2個使っています。

1つは常にスープの鍋を置いていますから、使えるのは3口

たとえば5人出来たお客さんの注文が全部違っていて、しかも4人パスタで、1人は別物だとしたら、どうする?ゆでる鍋で1つ。

残りは2口しか残ってない。

そのときに頭が働いて、ピピッと段取りが出来ると、

大体同じ時間で、5人分が仕上がるのですが、

段取りが狂うと、手のつけられないような悲しい事態招いて、

誰かが食べ終わる頃に最後の人にお出しするようなことが起きかねない。

毎日のことだから時々はね。


これって頭の訓練でした。


どうして、いっぺんに出せるのか分からない!とお客さんに言われたことがありますが、それが段取りの妙だったわけで、

何とも説明できない何かです。


で、思ったのは、何事も段取りで、

行き当たりばったりで事を進めるより

はるかによい結果が得られると言うこと。

根回しも必要だし、

何かしたいときには、きちんと段取りと根回しをすべきと

私は秘かに悟りました。



続きはちょっと待ってね!