先日、創業10周年って記事を書いたから、3月末に迎えた決算が10期目かと思いきや、11期目の決算になります。
1期目は2ヶ月間くらいしかなかったけど。



11期目の決算としては、速報値ベースですが売上・利益ともに過去最高を記録できた感じです。

もちろん、数年前の景況感が良かった時期の恩恵が引き続きあったことにも起因するとは思いますが、一番の要因は会社として強くなったこと、一つ一つの事業が、スタッフ一人一人が強くなったことなんだと思います。

この数年間やって来たことの全てが全て正解だった訳じゃないだろうし、もちろん失敗もたくさんあったと思うけど、目指してきたもの、向いていた方向はそれほど間違っていなかったんじゃないのかな。



11期目に掲げていた目標は、「人員倍増」でした。
結果としては、倍までは届かなかったけど、人員増としては達成できたと。

ただ、やはり倍にする!って決断を下して実現できなかったことは確かだし、そこは会社のボードメンバー、特に自分の力量不足だったことを認めないといけない。

まずは何が失敗だったのか?どうしたら解決できるのかを振り返って、次につなげて積み上げていきたいと思います。

12期目も引き続き、人員増を目指していきます。
ただし昨年度のような倍増ではなく、「かならず増やす」という方向性を出して少し引き締めてみます。



そして、今のステージで考えないと行けない目標がひとつ。



規模の拡大。



ひとことで規模の拡大と言っても、ふんわりとしていて曖昧に感じるかも知れません。
でもそれこそが正解なんです。
規模感で考える事ができるもの、例えば売上もそうですし、人員数とかもそう、取引先数や拠点数、サービスのユーザー数、管理サーバー数・・・そういう、増えれば規模が大きくなったと考えることができるものをなりふり構わず育てる時期だと思っています。

創業から最初の10年間は作ってばっかりの時期でした。
作っては失敗、作っては失敗、その繰り返しだったとさえ言えちゃうと思います。
その中でたまにある成功があったから、会社は生き残って成長してこれました。
それでも、作りっぱなしは作りっぱなしなんです。

その結果作ることはできても育てきれないという変なクセがあり、新しいステージとしては作って育てる、という部分を大切にしたいと考えています。

そういう意味でも、「あらゆるヒト・モノ・カネ」の規模の拡大を目指します。




個人的にもいくつか12期の目標を設定しています。

1.フィンテック領域でこれまでの自分の集大成のような事業の基盤を作る
2.既存の3本の事業ドメインを4本以上に、ボードメンバーを5名体制に
3.名古屋本社の増床・移転




1については、すでに多方面でこの1~2年かけて調整を終えています。

ずっと投資や保険など金融関連のIT系事業を起したり請け負ってきたこともあり、正直フィンテックという単語自体に違和感があります。
もう10年以上前から普通にあるし、いま世の中でフィンテックというキーワードだけで新しいサービスみたいに出てきてるものたくさんありますけど、何一つ新しいものはない・・・という事実。

無理やり盛り上げようと仕掛けてるだけ・・・、ただ時代の流れとしてはこれもひとつの姿。
便乗しないのは勿体無いので、タイミングを見て今期は実現にむけて動いていきます。
何をやるのかは内緒です。誰にも迷惑をかけないように慎重に動きます。




そして2つめ。
端的には、人員増の受け皿やリスク軽減のための保険としての要素、そしてオプションとしてはクロスセルからの収益拡大。
これを担いつつ、経営会議のメンバーを5人体制にもっていきたいと考えています。
30名くらいの規模の会社になれれば、叶うのかな・・・という認識です。



最後の3つめ。名古屋本社の増床・移転。
これは切実ですw
すでに狭い・・・これ以上机が増やせません。だけど人員増をしないといけないというジレンマです。

すでに今の本社の入っているビルで増床できないか、もしくは広い間取りに移転できないか相談していますが、こればかりはタイミングの問題って部分もありまして・・・。

できれば、この立地と坪単価、ビルの利便性など考えると、同じビル内で移転したいところ。
登記住所も変えなくてすみますし。
さらにフロアも変わらなくてすめば、印刷物とかも全く同じでいいのかw




この3つの目標は、結果として規模の拡大と密接に関わってきます。
したがってやることは同じなんだとは思います。
東京、名古屋、ともに規模を拡大し続けることが次のチャンスに繋がる、挑戦者になれるんだと思います。



といった感じで、12期目も良い1年になるように目標にむかって全員一丸で邁進します。