キーボードを叩いて、文字を書きたいなあとは常々思っているのだけれど何について書くのか綴るのかイマイチうまく出来なくて、買いては消し書いては消しを繰り返していた。それくらい、今の私には何もなくて俗にいう「つまらない」に分類されるだろう。日々を消費している。何もせずに消費している。それがたまらなく、いやだと思う。昨日は、そのような典型的な1日だった。何もせず、お昼過ぎまで眠り、ご飯を食べ、映画を見て、また眠る。起きてご飯を食べて、お風呂に入る。そしてまた眠る。何もしていない日。それがすごく嫌だと、私自身自分の感情を整理するノートに書き綴った。書き綴っていって、気づいたこと。それは、外に出ることができなくて私の望み、やりたいことが出来ないのだったら、今ここ、あるものでできることをしようということ。今ここ、あるものでできることはたくさんあると気付いた。それを、実行していきたいと思った。そう思ったら、何もない1日もまだできることがある、改善の余地があると嬉しくなった。今日はこれから、映画を見る。そして、買い物に行って食材を買う。ポストに手紙を投函する。牛乳パックを再利用ボックスに入れてくる。読書をする。そして、英語かフランス語の勉強をする。まだまだできることはたくさんある。まだこの生活が続くのならば、今ここで変えられることに目を向けよう。1日をそうやってムダに分類するのはもったいない。まだ25歳なんだから。

コロナウイルスが終息するにはきっと、数年が必要だと私個人的には思う。だからきっと、海外に行くことが出来るのも数年後。今年は恐らく難しいだろう。そして、来春も希望は薄い。ましてや、ウイグル。私が行きたいのは内陸。そのような場所までワクチンが届けられることは少ないし、出来たとしても時間がかかる。安全に、旅をするにはまだ時間がかかりそうだ。そう考えると、一度就職したほうがいいのではないかと思えてきた。きっと、数年は海外に行けないだろう。だったら、就職をして仕事をして世の中のためと思えて生きていくほうがずっといいのではないだろうか、なんて。そんなことも考えるようになった。前にも述べたように、毎日とてものんびりしている。仕事をしない、誰にも貢献できない。それはつまり、貢献感がなく日々を生きることになる。貢献感は、非常に大事らしい。人間が生きていくうえで他者と関係を作っていくうえで大事な、貢献感。自分はここにいてもいいんだという居場所。そういう気持ちにさせてくれる貢献感。それがきっと、今の生活には全く存在しない。だから毎日を怠惰に過ごすことに抵抗がある。し、嫌悪にまみれる。そういったことをなくすためにも、貢献感につながる仕事をするのはいいことなのかもしれない。と、思う。1度就職をする。世界が少しずつ元に戻ってきたら、また退職をして海外に出向く。難しい。どうなるかわからないから、難しい。やりたいことはたくさんあるはずだった。今はそのどれもができない。今家で私ができることってなんなんだろうってずっと感じてる。


とまあぐるぐる考えているととても暗くなってしまう日々なので、今できることをしよう。とりあえず、今できることをするのが今の私にできることだ。