- さて、WebMSXを使って、MSXとお出かけしましょう。
まず、越えなければならない壁は、ディスクトップ系OSとモバイル系OSの違いです。
ディスクトップ系OSは、「本体にディスプレイとキーボード、マウスが付いていて、電源ケーブル、LANケーブルで外界と繋がっている」PC用のOSです。これが基本ですよね。
ノートPCは、このPCを持ち出すだめに、
・ディスプレイを液晶パネルに、
・マウスをタッチパッドに、
・電源をリチウムバッテリーに、
・有線LANをモデムに、
それぞれ進化させて、キーボードと共に、一体化させた優れものです。
これに対して、モバイル系OSは、最初から携帯を目的としたスマホやタブレットがベースとなるOSです。タッチパネル、通信機能、バッテリーで構成された機器で動作します。
そこにキーボードもマウスもありません。タッチパネルが、それらの代用をしています。
困るのは、ソフトキーボードの振る舞いです。基本、アプリがデータ入力を求めないと、入力モードにならないことです。
これでは、WebMSXが立ち上がっても、強制的にキー入力できません。
そこで、外付けのキーボードを探してみました。 - Ewin® bluetooth キーボード ワイヤレス ミニ 日本語 薄型 バックライト タッ.../Ewin
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いつもながら、スタイル重視のシロピョンとしては、魅力的なフォルム。Android、iOS、Windows対応で、bluetooth対応していないPC用にUSBレシーバーがついていて、背中のドックに収納できるという、優れもの。
しかも、正面上部のパネルでマウス操作ができるので、持ち運びには最適です。
さっそく、これでWebMSXを試してみましょう。まず、Androidから。 Fire タブレット 8GB、ブラック/Amazon - ¥8,980
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ここは、いつもお世話になってる、AmazonさんのKindle Fireです。電池持ちがいいので、持ち歩きには便利。 MSXのZIPディスクの受け渡しには、OneDriveを使いました。理由はAmazonアプリストアで入手できるから。
WebMSXのディスクアイコンを押すと「アプリケーションを選択」の画面が出るのが、Windowsとの違いです。
ここで、OneDriveを選択し、さらにZIPファイルを選択すると、ディスクアイコンが白くなり、WebMSXから認識されます。
めでたく、トヤマが発進しました。使い心地は、まあまあです。速度もMSX2と思えば、いい感じ。
ちなみにスタンドは、Fire専用のハードカバーを使ってます。マグネットタイプなので持ち歩きにも便利。
最近は、Google Playのインストール方法(あくまで自己責任)まで出回って、コスパ最高、画像鮮明のAndroid機として重宝してます。
これで、準備は出来ました。いよいよ、次は…?
バレバレのまま、次回へ。