自宅に置いてある「るろうに剣心」を読んでみる。
ちなみに5年ほど前に発売した完全版は一式家にあります。
1話は過去の読み切り踏襲してるんだなあと。
逆刃刀だけは先にネタバレしてますけど。
剣心
「けれども拙者はそんな真実よりも薫殿の言う、甘っちょろい戯れ言の方が好きでござるよ」
・・・今聞いても深いセリフだと思う。
剣心のキャラクターはここから固まっていったんじゃないかなと。
「おろ」とか言って飄々としてるけど、その実正義感も強くて
剣術もシャレにならないぐらい強いバカな程のお人好しなんですが、
その反面、自身は「そんな真実」を誰よりも味わって苦悩して、
そして10年ちょい流れて辿り着いた理想なんだよなと思うと
神谷活心流の志は剣心が一番求めていたものなんじゃないかなと。
後、このシーン、薫も凄く救われたんじゃないかなと。
自分の守るべき流派が好き勝手に泥と血を塗られて、どこか揺らいでいた部分も描かれてるし。
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それにしても文庫版の表紙は絵柄が当時の最盛期に近くていいなあ・・・。