エンドレスエイトの終了（ハルヒ）

世間はお塩先生の女性変死事件と
酒井法子（のりピー）の覚せい剤事件で大騒ぎですが

検索語には「エンドレスエイト」が頻繁に出てきて
アニオタはハルヒで騒いでいるらしい

時系列順に改めて放送中の
『涼宮ハルヒの憂鬱』

第8話「笹の葉ラプソディ」と

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第12話「エンドレスエイト」は新作で

オープニングの曲が
『冒険でしょでしょ?』から『Super Driver』に変わり

TVアニメ「涼宮ハルヒの憂鬱」OP主題歌冒険でしょでしょ？

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Super Driver

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エンディング曲も
『ハレ晴レユカイ』から『止マレ!』になりました

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止マレ!

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（Wikipediaから）
オープニングテーマ
『恋のミクル伝説』（第1話主題歌）
作詞 - 涼宮ハルヒ（山本寛）、作曲/編曲 - 涼宮ハルヒ（神前暁）
歌 - 朝比奈みくる（後藤邑子）
『冒険でしょでしょ?』（第2話 - 第13話）
作詞 - 畑亜貴、作曲 - 冨田暁子、編曲 - 藤田淳平
歌 - 平野綾
『Super Driver』（2009年版第12話 - 第19話）
作詞 - 畑亜貴、作曲/編曲 - 神前暁
歌 - 平野綾
※「涼宮ハルヒの憂鬱 IV」「涼宮ハルヒの憂鬱 VI」「笹の葉ラプソディ」はオープニングテーマを省略した構成で放送された。

エンディングテーマ
『ハレ晴レユカイ』（第1話 - 第13話）
作詞 - 畑亜貴、作曲 - 田代智一、編曲 - 安藤高弘
歌 - 平野綾，茅原実里，後藤邑子
『冒険でしょでしょ?』（第14話）
以上の作品のプロデュース（表記上はSuper Producer）は、涼宮ハルヒが務めているという設定である。
『止マレ!』（2009年版新作話）
作詞 - 畑亜貴、作曲 - 田代智一、編曲 - 安藤高弘
歌 - 平野綾，茅原実里，後藤邑子
※「エンドレスエイト」（2009年版第19話）はエンディングテーマを省略した構成で放送された。
『止マレ!』は第8話と第12話放送分以降では点滅シーンの色の濃さが違う（後者でみくるは赤色から黄色に、ハルヒ・キョン・古泉もそれぞれ色が薄くなっていた）

挿入歌
『God knows...』
『Lost my music』
作詞 - 畑亜貴、作曲 - 神前暁、編曲 - 神前暁、歌 - 涼宮ハルヒ（平野綾）
2曲とも時系列順第12話で放送され、いずれも「涼宮ハルヒの詰合」に収録されている。

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挿入曲
モーリス・ラヴェル『ダフニスとクロエ』第2組曲夜明け - 第11話「射手座の日」（番組冒頭）
ドミートリイ・ショスタコーヴィチ『交響曲第7番』第1楽章「戦争」 - 同上（コンピューター研制作のゲームのBGMとして使用されている）
ピョートル・チャイコフスキー『交響曲第4番』第4楽章 - 同上（ゲーム終了時）
グスタフ・マーラー『交響曲第8番』第1部- 第14話「涼宮ハルヒの憂鬱 VI」

新作の第12話から第19話はず～っと「エンドレスエイト」
連続した話になっているのではなく

毎回！ほぼ同じ話の繰り返し

♪線路は続くよどこまでも・・・的なァ？
いつ終わるかも分らない
果てしない繰り返しのエンドレス∞です

8月17日 夏休みでキョンが妹と
高校野球のテレビをなんとなく見ているところに

ハルヒから一方的な呼び出しの電話がかかる

キョン、古泉、みくる、長門のSOS団4人は

プール、盆踊り、バイト、天体観測
昆虫採集、花火大会・・・という団長ハルヒの
怒涛の夏休みイベント消化体制に巻き込まれ

8月31日に勉強机に向かう主人公キョンのノートは真っ白
結局、夏休みの宿題がまったく出来ないまま寝てしまう

そして、夜12時になると記憶がリセットされ
時間がループして8月17日に戻り
キョンと妹が高校野球のテレビを・・・

第19話放送直前に発行された雑誌「New type」9月号の
“エンドレスエイト完結記念大特集”で

ハルヒの時間ループ終了が予告され

その予告通りに第19話 8回目のエンドレスエイトで
2ヶ月にもわたる繰り返しがやっと終了しました！

はじめの第12話に続く第13話終了時点で
第14話も「エンドレスエイト」であることが分ると

ネットでは「もう見ない？」とか「抗議する！」と
ファンの不満が爆発しました！

さらに、2ちゃんねるに

「この企画は京都アニメーションではなく角川側からのもので
エンドレスエイトは6回繰り返す予定だったが

スポンサーからクレームが入り
プロデューサーが交代させられ
もう出来ている回を飛ばして放送する」

という未確認情報があったようですが
結果から見るとループ短縮や6回というのは嘘だった？

毎回、制作スタッフが違い
キャラの服装や水着、浴衣、お祭りのお面など

細かい演出や台詞が変わり
だんだん画面の影が濃くなったりしていましたが

Wikiによれば第13話から第18話まで脚本は武本康弘で
まったく同じ脚本を使って制作されていたようです

『エンドレスエイト』のはじめと終わりの
第12話脚本賀東招二、第19話脚本村元克彦

第12話と第19話は絵コンテ　米田光良、作画監督　高橋真梨子で
脚本は違うけれど同じスタッフが制作したらしい

第12話は単純な夏休みのエピソードで
第13話からはデジャブー（既視感）が描かれ
主人公キョンと古泉が疑問を持つ

第15話からは朝比奈みくるが未来と連絡出来なくなり
古泉は夏休みが時間のループになっていることに気づく

ただ一人記憶のある長門有希は
1万回以上繰り返していると認めますが

鍵であるキョンがハルヒを
止める事が出来ないという話になりました

最後の第19話は15,532回目？の繰り返しで
夜中、寝ているキョンにかかった
朝比奈みくるの電話の悲鳴が前回よりひどくなり

公園で4人が集まった場面ではくしゃくしゃの顔で号泣
前回は少しは分ったのに(｡＞0＜｡)
もはや何を言っているのか不明

喫茶店に集まった場面で

強烈なデジャブーを感じたキョンがついに
「俺の課題はまだ終わっていねえ！」と叫ぶ

結局、みんなで集まって宿題を消化することで
やっとハルヒは夏休みの繰り返しをやめましたが

その前まではまったく同じ話

始業式のあと部室に集まる団員たち
なぜかハルヒと長門は欠席

古泉とキョンがポーカーをして

ロイヤルストレートフラッシュが出た場面で
長いながいエンドレスエイトが終了しました

結局、このハルヒの世界で
夏休み後半を1万5千回余（アニメで2ヶ月）も繰り返す
原因になったハルヒの不満というのは

予備日の8月31日を
埋めたかったという漠然としたもので
早くキョンが何か言えばよかったという軽いオチ？

この結末は原作通りらしいけれど
原作では15,498回のループでアニメより少ない

アニメは放送時間の制約で
エピソードをとばして放送する事が多く
原作を読んだファンから不満が出る事が多い

さらに、原作を読んでいるファンは
「涼宮ハルヒの消失」が
アニメ化されると期待していた

それなのに大胆にも8回！2ヶ月に渡り
同じ話の単純な繰り返し？

同じ繰り返しでも竜騎士07のアニメ「ひぐらしのなく頃に」や
「うみねこのなく頃に」では

ゲームが複数のシナリオを持つように
視点が変ると同じ話なのに別の筋が展開します

これは今昔物語をもとにした芥川龍之介の小説「藪の中」や
それを元にした黒澤明の映画「羅生門」と同じで

並行世界の存在や何が人の真実なのかを考えさせられました

単純な繰り返しだったエンドレスエイトは

アニメを見た者に登場人物と同じ
既視感を起こさせるためと演出意図を推理する意見や

毎回違うところを探している古典落語や歌舞伎のような
楽しみ方をしている辛抱強いファンもいましたが

ネットを見るとエンドレスエイトの終了に

「まずはビールで乾杯だ」「万歳！」「戦犯」とか
「終了に感動した」という声？

「一度失った信用はなかなか取り戻せない」という
警告のようなものまでありました・・・

『エンドレスエイト』（Wikipediaから）
第12話 - 19話にかけて放送された『エンドレスエイト』（原作5巻「暴走」収載）は、絵および一部のセリフは異なるが全く同じストーリーを8週間繰り返し放送するという異色の演出がなされた。
本作は、夏休みに何かやりのこしたことがあると感じるハルヒの作り出す時間のループからキョンらがどうにかして抜け出すというストーリーであるが、時間のループに気付かず終わるのに1話、ループから抜け出す方法が分からず再びループにいたる過程に6話、またループから抜け出すことに成功した最後のループに1話を用いている。この演出は放送期間中に大きな反響を呼んだ。

放送中の2009年7月19日にアメリカのボルチモアで行われたイベント「Otakon2009」にて、2006年版の演出を務めた山本寛は海外のファンからの『エンドレスエイト』についての質問に回答、謝罪した。・・・