後手… | パチンコ・スロット新考察

パチンコ・スロット新考察

パチンコ業界人向けです。かなり偏っていますが…
実績に基づいて数字を根拠に書いております

以前のブログでもわたくしのささやかな楽しみは将棋なのですが


将棋には先手・後手という順番にさして勝負を決します


先手必勝…とはよくいったもので定石通りだと


先手が勝つ確率が高いそうです


定石(じょうせき)とは攻める順番さす順番の最善手をさしていく手順です


後手が勝つにはその定石手順からどこで離れて攻めるのか守るのかを


考えなければ勝てません


後手でも勝てる戦法も編み出されるのですが


それも定石化されてしまい先手が有利に持ち込むこともできます


そのくらい先手は有利があるということなのですが


では勝負はというと…後手でも悪い成績ではなくそんなに差はない


感じがします(たしかに先手が勝ち越してはいますが…)


プロの世界でも後手だから負ける…


それが通用するはずもなくそれはプロではありません


長い長い歴史の中でもいまだに新手(新たな手順)が編み出され


工夫がなされています


その中で必勝というのはいまだないのも現実です


奥が深く興味深い世界と感じております



だいぶ話がそれましたが


いまのこの業界も当てはまっているような気がします


先手でさせる大手様が必勝なのでしょうか?


実は後手の新手という工夫がないだけではないでしょうか?


後手でいかに勝つのか…先を読み先手がどうするか考え


その裏をかく新手を作るしかないと思っております



もうこれもある意味定石手順になってしまっているかもしれませんが


具体的にいうと


先手(大手様)では強化できないところ…4円甘デジの部門を徹底的に強化する


貸玉減算などでいかに回転数を上げるかという工夫ができる


交換率に惑わされず設定を入れる強化策ができる


などなど日々の営業でもできることがあります


また先を読んで


もし大海3がこけたらどうなるか


もし北斗がこけたらどうなるかを考え


自店ではギンパラを安い価格で買っています


もっとも瓢箪から駒で本当は年末年始用に


1円で入れようとしていたのですが


今現在でも買った時の価格の1.5倍しています


今売ったとしてももうけがあります



ただオーナーにもよくいうのですが


後手だから勝てるのではないということです


後手が調子がいいからでもないのです


先手(大手様や競合他店様)がしかけることを理解し


お客様の行動を考えその裏をかく手順を考え


その道筋にいろいろな仕掛けと判断のポイントを置き


正しければ先に進み間違えれば次の道を進む


…そうでなければ後手は勝てないということなのです


もともと先手が勝率はいいのですから(笑)



だから後手で勝つには先をいかに読み準備ができて研究ができているか


そこが重要なのです


よく…あとだしじゃんけんなら勝てるというのもありますが


今のご時世じゃんけんみたいに3種類しか打つ手がないわけではないのです


3種類の先手と同じ手しか浮かばないのであるならもうそれは


敗北しかないのです


後手で戦うには必ず最低でも引き分け…僅差で勝たなければならないのです



先手のやり方もおおざっぱになってきています


いまがチャンスなのです


後手で勝つには…って考えてみるとまだまだ


チャンスはあるなと感じています


ただし先手が有利なのは間違いないので


いかに耐えて反撃をするのか…


年末年始はすこし楽しみです