なにを重視するのか… | パチンコ・スロット新考察

パチンコ・スロット新考察

パチンコ業界人向けです。かなり偏っていますが…
実績に基づいて数字を根拠に書いております

ちょっと数字の考え方を…


最近では市場は縮小傾向といわれております


確かに遊技人口は減少傾向にあります


なにせ日本の総人口が減少しているのですから


当たり前といえば当たり前の話です


その中ででは市場は縮小しているのか?


答えとしてはNOです


全体としては縮小にあるのは現実ですが


すべての市場において縮小しているわけではないのです


実際、思ったよりわずかではありますが


4円パチンコ良くなっていないでしょうか?


そんなことないよ…といわれる方もいらっしゃると思います


事実すべてに当てはまるわけではないのですが…



わたくしが今担当している店舗の分析をしてみると


意外に4円パチンコの客数が増えています


牙狼・AKBなどの影響も残りつつ


スロットの番長以降の台がないこと


などなど様々な状況にもよりますが


季節要因的な部分を考えてみても


健闘しているのかなと思っています


パチンコ店ではよく


稼働(アウト)


粗利(台粗利・玉粗利)


が重視されがちです


実際のところその部分も重要です


ただお客様全体の動きとして把握していく場合には


シェアも重要です


エリア内のお客様がどのように動いているのか


自店のお客様がどこに向かっているのか


を知る上では必要な数字です


おおきなカテゴリーで自店のポジションを図るには


有用な数字になってきます


またその数字を把握したうえでの


市場占有率を図る必要があります


(自店のお客様の数)÷(自店の台数)

(エリアのお客様の数)÷(エリアの台数)


100%が中心になりますが


優位性を図る手段として使っています


さまざまな形で検討して


アウトが下がっているから悪いとか


粗利が上がっていないから悪いとか


単純なお話のレベルで考えてしまうと


せっかくこのタイミングで伸びている市場に対して


後れを取ることになってしまいます


アウトが下がっていてもシェアが上がっているなら


より攻めの姿勢を打ち出す必要もありますし


アウトが上がっていてもシェアが落ちているのなら


競合店舗様に負けているという自覚をもつ必要があります



いままではこの時期低貸玉の部分を強化していくのは当たり前とされていました


年金月であったり閑散期であったり


増客はなかなか難しい選択です


客滞率を上げていくほうが上という判断も働くのも事実です


ですが本当にそうなのでしょうか?


いままでは正しかったことは今も正しいのでしょうか?


感覚だけではなく


実際のお客様の動きに合わせられる店舗様が優位に立つのは当たり前ですし


それを予測できるかが本当の意味での増客につながると思っております



強い店舗を作っていくには


自店にご来店いただいているお客様に


興味を持っていただき


遊んでいただける台をいかにそろえられるか?


商圏範囲が限られていく中で


本当に自店のお客様に必要な商品はなんなのか



ある程度は数字が教えてくれると思っております