岐路の話 | 一ツ橋ではたらく社長のブログ

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FORii,Inc. CEO & Founder | 一ツ橋グループ・小学館
フォーリー株式会社 代表取締役社長 / 起業家。
メディアプロデューサー / 映像ディレクター。
子供向け教育メディアを企画・運営。絵本・児童書・教育の新しい未来を創造します。



ネプラの立ち上げで一緒だったカンちゃんと

CAでカンちゃんの愛弟子であったYくんと



3人で飲んだ




そして


Yくんは今、人生の岐路にいる


そんな話をした





ひとは挫折して

はじめてわかることがある






Yくんもそうであったように

かつての自分も


プライドだけ人一倍高く

俺ひとりで何でもできる

と思いこんでる

勘違い野郎だった



そして勝手に

まわりに敵ばかりつくって孤立していった


それでも、なお反省もせず

それは自分以外のせいだと思っていた



その調子で

ジュエリー事業をたちあげて失敗した


ちっぽけなサービスには

誰も振り向いてくれなかった

誰も協力もしてくれなかった



あたりまえと思ってたことが

全然あたりまえじゃなかった



経理の数字はあわないし

撮影もままならず

受注も売上もふえず

広告費だけかさんでいった



けっきょくのところ

ちっぽけだったのは

誰でもない自分だった



無力さに絶望して

そして途方にくれた



会社にもいかなくなった



そんなとき


こんなばかやろうに

なにもいわず


「いいから一緒にやろう」

「しらぽんが必要だからさ」


と拾ってくれたひとがいた



それから

このひとのために

なんでもやろうと思った



そして変なプライドは

消えうせて、自然と

人に感謝できるようになった



自分は人との関わりのなかで

逆に人に生かされてたんだ

ということにようやく気がついた




今、Yくんはまさに

同じ状況にいる




結局、彼は孤立した

そんで部署をはずされた




その状況になってはじめて

事の重大さに気がついた


その状況になってようやく

等身大の自分自身と

向かい合えてる気がする




そんな話をYくん本人の

くちから聞いて




きっとYくんはこの1年で

大きく変わるんだろうな



と思って



ちょっとうれしくなった