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▼では誰がメーテルならば文句がないのか選手権
私の青春であり、バイブルでもある
松本零士の傑作コミック「銀河鉄道999」の実写ドラマ化が決定。
6月18日20時よりBSスカパー！にて生放送される。
録画ではなく生放送というのが肝。
最近は劇場のスクリーンで舞台を鑑賞するスタイルも定着してきたが
スカパーでの生ドラマを放送するのは異例であり、
どんな仕上がりになるのか全く読めない。
ドラマは60分と短めで、終了後には出演者によるアフタートークを30分間放送する予定。
気になるキャストは、メーテル役に栗山千明、鉄郎役はまえだまえだの弟こと
クイーン・エメラルダス役に
大山トチロー役に橋本じゅん、アンタレス役に宇梶剛士など。
トチローにアンタレスが出るということは、惑星タイタンのエピソードか
劇場アニメの短縮版といったところだろうか。
鉄郎役の前田旺志郎は原作・TVアニメ版の鉄郎の顔に
劇場版の鉄郎の頭身を持つ、いわばハイブリッド鉄郎で思ったより悪くない。
それほど強い抵抗を持つファンはいないものと思われる。
メーテル役の栗山千明については異論もあろうが
日本にいる女優から選べと言われたら選択肢のひとつに含まれることは確か。
メーテルは年齢はもちろん、生身の人間なのか機械の身体なのか
（タイタンでレントゲンにかけられる場面がある）も不明、
鉄郎の母の面影を持っている理由や旅の目的まで謎多き存在であり、
この美しく神秘的なキャラクターを演じられる女優は多くない。
栗山はサイボーグ感こそあれど母性がやや足りないし、
硬軟併せ持つメーテルの「硬」の部分が強過ぎる気がする。
まぁ、私がこだわり過ぎなのかも知れないが。
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これまでメーテルに挑んだ女優（女性タレント）はそこそこいるが
みな一長一短で決定打と言える配役には未だ巡り会ったことがない。
ここでざっと振り返ってみたい。
今年6月に上演される舞台「銀河鉄道999 ～GALAXY OPERA～」で
メーテルを演じるのは、2人組ユニット・ハルカトミユキのハルカ。
鉄郎は中川晃教が演じているのでミュージカルなのだろうか。
舞台はテレビや映画とは違うのでルックスよりも
声量やボーカル力で選んでいるであろうし、見た目を問うのは酷か。
2009年9月9日に開催された「銀河鉄道999 映画祭 in 鹿児島」にて
同イベントで上映されたアニメ「銀河鉄道999 ダイヤモンド・リングの彼方へ」で
メーテルの声を担当した足立梨花が松本零士と共に登場。
その辺にいる可愛い子といった感じで神秘性はなく、見た目も幼過ぎか。
2004年10月に公開された松尾スズキの初監督映画「恋の門」にて
コスプレ好きな女将という設定で大竹しのぶがメーテル姿を披露。
ちなみに車掌さんは平泉成だった。
極短いシーンだったし、「メーテルです」と自己紹介する程度なので
似ているもへったくれもないのだが印象に残っていたので紹介してみた。
2011年8月開催の「YOSHIMOTO WONDER CAMP TOKYO」にて
ハリセンボンの二人、椿鬼奴、稲垣早希、エドはるみ、南キャンしずちゃんが
揃ってメーテルのコスプレを披露。
エドはるみが鬼奴ぐらいの細さならあるいは…と思ってしまった自分を恥じた。
そういえば稲垣早希は旅企画が終わってすっかり見かけなくなったな。
写真はないのだが、木村拓哉が工藤静香に惚れた理由が
メーテルに似ているからだという話を聞いたことがある。
木村拓哉は眼科検診を怠らないように。
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そして、突然やってきた私的な大本命。
2009年9月9日に発売されたBlu-ray「銀河鉄道999」の発売記念イベントに
女優の杏がメーテル姿で登壇。
美しさと人間的な柔らかさのバランスが抜群で
鉄郎が若いメーテルの中に母の面影を見たとしても杏ならば不思議はない。
演技力においても今回の面子ではひとり飛び抜けており
いつの日か映画ででも演っていただきたい。
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2014年7月に放送されたドラマ「アオイホノオ」の中で
森永とんこ役の山本美月がメーテルのコスプレを披露。
ご本人がアニメ好きを公言しているだけあり
自身のブログでも写真をアップするなど原作愛はずば抜けている。
ただ、山本美月は好感度は高いがメーテルを演じられるかと言われると疑問。
可憐過ぎるし、メーテルが時折見せる影（怖）の部分がない。
ネットでは菜々緒を推す声もあるようだが、菜々緒では逆に冷たい部分しかないし
「銀河鉄道999」で演じるならばリューズあたりが妥当ではないか。
ということで結論。
私的なメーテル女優候補1位は杏、2位は栗山千明、3位は山本美月。
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