コンシューマーゲームのダウンロード版はどのぐらい売れているのか、他 | 忍之閻魔帳

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▼今週発売の新作ダイジェスト


11月27日発売■Blu-ray:「ガキ使 絶対に笑ってはいけない熱血教師24時 限定版」
11月27日発売■DVD:「ガキ使 絶対に笑ってはいけない熱血教師24時 限定版」
11月27日発売■Blu-ray:「ショーン・オブ・ザ・デッド」
11月27日発売■Blu-ray:「猫物語(白)第二巻 / つばさタイガー(下)限定版」
11月27日発売■ETC:「よつばと! 2014カレンダー」
11月28日発売■3DS:「初音ミク Project mirai 2 ぷちぷくパック」
11月28日発売■3DS:「初音ミク Project mirai 2 通常版」
11月28日発売■PS3:「アサシン クリード4 ブラック フラッグ」
11月28日発売■360:「アサシン クリード4 ブラック フラッグ」
11月28日発売■WiU:「アサシン クリード4 ブラック フラッグ」
11月28日発売■PS3:「スーパーロボット大戦OG INFINITE BATTLE & ダークプリズン」



▼今、ダウンロード版はどのぐらい売れているのか

コンシューマー市場においても
徐々にパッケージを浸食しつつあると言われるダウンロード版だが
実際にどのぐらい売れているのかはなかなか表に出てこなかった。
ブラックボックスとなっていたダウンロード版の販売本数について
クリエーターインタビューで「予想以上に売れている」と書かれているのを読む度に
「だからどのぐらいなんじゃい」と思ったものである。
そこにきて、業界最大手の「ファミ通」が
2014年1月発売号よりダウンロード版の販売本数を月イチで掲載するという。
最新号には9月・10月分の販売本数が掲載されていたので
上位10タイトルだけを抜粋し、ダウンロード版の今を検証していきたい。

<9月度>

01位:3DS「モンスターハンター4」22万5324本(254万2114本)
02位:PS3「ファイナルファンタジーXIV 新生エオルゼア」2万2807本(21万7644本)
03位:PSV「ラグナロクオデッセイ エース」6595本(4万6788本)
04位:PSV「KILLZONE MERCENARY」6403本(1万8582本)
05位:PSV「英雄伝説 閃の奇跡」4489本(9万3674本)
06位:PS3「ジョジョの奇妙な冒険」4411本(44万7385本)
07位:PSV「無双OROCHI2 Ultimate」3853本(2万4825本)
08位:PS3「無双OROCHI2 Ultimate」3833本(8万2986本)
09位:3DS「とびだせ どうぶつの森」3806本(4万4579本)
10位:PS3「デッドオアアライブ アルティメット」3262本(2万4781本)

参考:PS3「英雄伝説 閃の奇跡」1691本(7万1868本)
参考:3DS「マリオ&ルイージRPG4」2264本(4万9905本)
参考:3DS「妖怪ウォッチ」1175本(3万7493本)
参考:WiU「ゼルダの伝説 風のタクトHD」2659本(3万1154本)

PlayStation Vita メモリーカード 64GB (PCH-Z641J)
発売中■PSV:「PS Vita用メモリーカード 64GB」

9月度トップの3DS「モンスターハンター4」は、パッケージ版が254万2114本、
DL版は22万5324本で、総販売本数におけるDL版の占める割合は10.18%。
この数字はメーカーも想定の範囲内だったという。
特筆すべきはPS Vita。
3位「ラグナロクオデッセイ エース」、4位「KILLZONE MERCENARY」、
5位「英雄伝説 閃の奇跡」、7位「無双OROCHI2 Ultimate」と
トップ10内に4本を送り込み、DL版の割合も高め。
「KILLZONE」に至っては34.5%と、3人にひとりがDL版を選択している。
マルチ発売の「無双OROCHI2」でもDL版の販売本数ではVita版がPS3版を上回っている。
SCEがVita用のメモリーカードに64GBを追加したのは当然と言える。

一方、任天堂関連タイトルについて追ってみると
上位に顔を出すのは相性が良いと言われた「とびだせ どうぶつの森」ぐらいで
それでも割合は8.5%程度。
「マリオ&ルイージ4」や「妖怪ウォッチ」は3~4%で、
ファミリー層やライト層はまだダウンロード版に移行していないことがうかがえる。



<10月度>

01位:3DS「ポケットモンスターX・Y」3万3911本(295万3059本)
02位:3DS「モンスターハンター4」3万879本(43万3365本)
03位:PSV「サカつく」7462本(4万795本)
04位:PS3「ファイナルファンタジーXIV 新生エオルゼア」6516本(1万3681本)
05位:PS3「実況パワフルプロ野球2013」6201本(8万4103本)
06位:PSV「ダンガンロンパ 1・2 Reload」5697本(8万8334本)
07位:PS3「サカつく」5614本(9万1085本)
08位:PS3「ブレイブルー クロノファンタズマ」4156本(8万5285本)
09位:PSP「実況パワフルプロ野球2013」3104本(3万7982本)
10位:PS3「フェアリーフェンサーエフ」2971本(4万8180本)

参考:PS3「rain」3万6488本(パッケージ版の販売なし)
参考:PS3「グランドセフトオートV」ダウンロード版の販売なし(43万7593本)
参考:PS3「テイルズオブシンフォニア ユニゾナントパック」2585本(10万926本)
参考:3DS「戦闘中 伝説の忍とサバイバルバトル!」1601本(6万2444本)

10月の市場を席巻した3DS「ポケットモンスターX・Y」が1位。
パッケージ版だけで295万本を販売する怪物ぶりを見せつけたタイトルだが
DL版は3万3911本、割合にして1.1%と予想以上に低め。
低年齢層に人気の「戦闘中」も2%で、例えメガヒットタイトルであっても
対象年齢が低い場合はパッケージ版が圧倒的に有利という結果に。
そして、ここでも目立つのがPS Vitaの強さ。
9月の「英雄伝説 閃の奇跡」「無双OROCHI2」に続き
「サカつく」でもVita版がPS3版を上回っている。
サードパーティがPS3とのマルチを進めるのはこの辺りにも理由がありそうだ。

こうして見てみると、専売タイトルでもない限り
ダウンロード版がパッケージを駆逐する・取って代わるというのは
まだまだ先の話のように思える。
というのも、コンシューマー向けのタイトルでダウンロード版を先行販売したのが
2008年7月発売のPS3「SIREN:New Translation」で
メーカープレゼンではダウンロード版の比率は全体の2%と予想されていた。
少なくとも任天堂タイトルにおいては、特例中の特例である「どうぶつの森」を除けば
2008年にSCEが予想していたシェアに止まっているのである。

ゲーム販売店が悩ましいのは、専門店と相性の良い(コア比率の高い)PS Vitaが
ダウンロード版の比率を上げ、大手量販店や百貨店とパイフの太い任天堂タイトルは
パッケージ版がまだ当分安泰である、という点だろう。
得意分野はDLに浸食され、不得手な分野はメーカーから冷遇される板挟み状態。
メモリーカードの需要が増えたところで利益の柱になる中古が減っては元も子もない。
海外で大ヒットデビューを果たしたPS4が新たな柱になるのか。
それともトドメをさすのか。
Wii Uの行く末と共に
来年の今頃コンシューマー市場がどうなっているのか、全ては混沌としている。



▼3DS「NEWラブプラス+」予約開始

3DS NEWラブプラス+
2014年春発売■3DS:「NEWラブプラス+」

2014年春発売の3DS「NEWラブプラス+」が一斉に予約開始。

3DS NEWラブプラス+ ネネデラックス3DS NEWラブプラス+ マナカデラックス 3DS NEWラブプラス+ リンコデラックス
2014年春発売■3DS:「NEWラブプラス+ ネネデラックスコンプリートセット」
2014年春発売■3DS:「NEWラブプラス+ マナカデラックスコンプリートセット」
2014年春発売■3DS:「NEWラブプラス+ リンコデラックスコンプリートセット」

今回も特製本体付きの限定版があり。
ただし限定数の生産ではなく、12月8日までの期間限定受注生産



▼3DS「パズドラZ」体験版がe-shopにて配信開始


12月12日発売■3DS:「パズドラZ オリジナルタッチペン付」

最初のダンジョンで岩の魔剣士が出てきて
「おー、いきなりエンシェントドラゴンナイトを作らせてくれるのか」と思ったら
さすがにそんな甘いことは無かった。
体験版は寄り道さえしなければ20分もかからずに終わるボリュームだが
スマホ版と比べて回りくどさが増えた分だけ、
キッズ層にはより強く訴求する内容にパワーアップしている。
私的にも、2年近くも毎日遊び続けているタイトルが
こんなにもショーアップされたことは感慨深い。
至るところに「ポケモン」の影がチラチラしているのは仕方がないか。

快適度はそれほど損なわれず、
アニメーションの追加された戦闘シーンのグラフィックはぐっと見映えが良くなった。
操作性も申し分なく、十字キーで敵をロック、タッチペンでぐりぐりがスムーズに行える。
ただ、閃光を多用したエフェクトは連続で何回も見ていると
やや目に刺さる印象があるので、オプションでOFFに出来ると尚良し。
(出来るのかは体験版では確かめられなかった)

本家のスマホ版も本日アップデートがあり
これまでにクリアしたダンジョンをフレンドのみのパーティ構成で攻略する
「チャレンジモード」が実装された。
初期のダンジョンでもクリアのご褒美で魔法石がもらえるので
ノーマルとテクニカルを合わせて数十個の魔法石が手に入ることに。
これは嬉しい。久々にテンションが上がった。
今回の数十個はレアガチャには回さず、モンスターBOXの拡張や
まだクリアできていない降臨ダンジョンのコンティニュー用に回すか。



▼3DS「星のカービィ トリプルデラックス」予約開始


01月11日発売■3DS:「星のカービィ トリプルデラックス」

最高傑作と言われる「スーパーデラックス」系列の最新作が予約開始。
これは買う。



▼「SAKEROCK」がキャリア初のベストアルバムを発売

01月22日発売■CD+DVD:「SAKEROCKの季節 BEST2000‐2013 初回限定盤」

星野源、浜野謙太、伊藤大地からなる
SAKEROCKのキャリア初のベストアルバム「SAKEROCKの季節 BEST2000-2013」が
2014年1月22日にリリースされることが決定。
SAKEROCKとして発表してきた代表曲、レア曲、コラボ曲まで、
13年分の歴史を2枚組CDに凝縮して収録する。
バナナマンの単独ライブ用に製作された「Emerald Music」も
ベストアルバム用に新録バージョンとなって今回初めて音源化し収録されている。
初回限定盤は全シングルのPVを収録したDVD付き。

病気療養中だった星野源もようやく完全回復し
来年には待望のニューアルバム発売、ツアーも予定されているとか。

どうでもいいのだが、浜謙が痩せ過ぎで人相まで変わってちょっと怖い。
あれではもうオム先生(モテキ)はやれんな。



▼実写版「ルパン三世」がようやく解禁

ルパン三世 小栗旬 綾野剛 玉山鉄二 浅野忠信 映画

「小栗旬で実写化」という話だけは随分と前から出ていた
映画「ルパン三世」がようやく正式に解禁された。
主人公・ルパン三世は既報の通り小栗旬。
次元大介には玉山鉄二、石川五ェ門には綾野剛、
峰不二子には黒木メイサ、銭形警部には浅野忠信。
監督は、そう言えば最近名前を聞いていなかった「あずみ」の北村龍平。
2014年夏公開予定。

少し前に話が出た時には、嵐の櫻井翔が出演する、不二子は沢尻エリカなどと
書かれていたように記憶しているのだが、次元を玉山がやるなら
いっそ五ェ門は山田孝之にして仲良しトリオでの実写にして欲しかった。
不二子は誰がやろうと賛同は得られないと思うので
黒木メイサなら沢尻よりはマシか、ぐらいの印象。
ただ黒木だと魔性の女としての魅力が薄く、ただ性格の悪い女にならないかが心配。

せめて「ガッチャマン」よりはマシになってくれることを祈る。


発売中■DVD:「CAT’S EYE」

藤原紀香、稲森いずみ、内田有紀が三姉妹に扮した迷作。



▼「楽天大感謝祭」11月30日午前0時より開催


★11月30日午前0時より開催 楽天大感謝祭 事前登録

11月30日より恒例の感謝祭が開催。
先日の優勝セールが思わぬところでミソをつけられた楽天なので
今回は悪質なショップもしっかりチェックされているはず。
現在は事前登録受け付け中。
利用するしないに関わらず登録だけ済ませておくといざという時に便利。