映画「シャーロック・ホームズシャドウゲーム」紹介、他

▼SCE「ようこそ！PS Vita ゲーム天国」感想

「ファンタシースターオンライン2」のVita版が発表されました。

終わり。

で本当にまとめられそうな内容に、公式の掲示板も大荒れ中。
以前にも書いたと思うのだが、最近のSCEはユーザーではなく
クリエーターのご機嫌ばかりをうかがっている気がする。
いくら作り手に喜ばれでも、遊び手からソッポを向かれたら終わりだろうに。
クリエーターのご満悦な表情とは裏腹に、ユーザーの熱はどんどん冷めてゆくばかり。
Vitaを上向かせるどころか、3DSの販売台数増に加担しただけの発表会だったのでは。

▼Perfumeのニューシングルが予約開始

04月11日発売■CD+DVD：「Spring of Life 初回限定盤 / Perfume」

世界進出を視野に入れた移籍後のニューシングル。
初回版は恒例のDVD付き。

▼Xbox360「重鉄騎」ついに6月21日発売決定、Amazonにて予約開始

06月21日発売■360：「重鉄騎」

初代Xboxで発売された時は、そのあまりにも大きなコントローラーのため
「持ち帰り不可能なゲーム」とまで言われた「鉄騎」の続編である「重鉄騎」が
タイトル発表から2年以上の月日をかけてついに完成。
専用コントローラーからKinect対応へとシステム変更されたものの
重厚感のある世界感はそのまま。
発売日も6月21日に決定し、Amazonでは早速予約が開始されている。

▼iOS「ミクフリック／初音ミク」本日より配信開始

03月09日配信■iOS：「ミクフリック／初音ミク」（ユニバーサル対応）
配信中■iOS：「北斗の拳フリック奥義百裂拳」

タッチ操作でも気軽に遊べるためか、意外と音ゲーの多いiOSに初音ミクが登場。
昨日発売された3DS「Project mirai」とは変わって
こちらはフリック操作を使った独特のシステムを採用。
楽曲は12曲+α。価格は1200円。
フリック入力が超下手だった私は
「北斗の拳フリック奥義」を使ったらあっさり習得できた。
未だにフリック入力に慣れないとお嘆きのiPhoneユーザーは
初音ミクの力を借りて覚えてみるのも良いかも知れない。

発売中■3DS：「初音ミク and Future Stars Project mirai 通常版」
発売中■3DS：「初音ミク and Future Stars Project mirai ぷちぷくパック」

03月09日配信■iOS：「塊魂モバイル 2」（ユニバーサル対応）

フリック操作が完璧で初音ミクに興味のない転がしゃーには
同じく本日より配信開始された「塊魂モバイル 2」を。
各パック600円×3種類、3セット購入で1500円だが
配信開始記念セール期間のみ、1パック450円、3セット1200円で販売中。
それにしても、海外メーカーは85円でも良作がザクザクあるというのに
日本のメーカーは1000円超えが当然のような価格設定ばかりで残念。

▼新作Blu-ray／DVD発売情報

06月02日発売■Blu-ray：「哀しき獣ディレクターズ・エディション」

当BLOGでも紹介した「チェイサー」のナ・ホンジン監督の最新作がBlu-ray化。
前作と同じくクライム・サスペンスだが、今回は濡れ衣を着せられた男が
逃走を続けるうちにさらなる悲劇に巻き込まれてゆくストーリー。
主演は「チェイサー」で猟奇殺人犯を演じたハ・ジョンウ。
韓国映画には「どうしようもない悲劇」や「明ける日の来なさそうな夜」を描く作品が多く、
本作もそういった救いのない作品で、「息もできない」あたりに近い。
ただ、アクションシーンが冗長だったり、展開がまどろっこしかったりと
「チェイサー」に比べるとやや重量感が出過ぎてしまった感もある。
とはいえ、デビュー2作目でこれだけの完成度はなかなか。
「悪魔を見た」や「息もできない」を楽しめたディープな韓国映画ファンならお勧め。

06月08日発売■Blu-ray+DVD：「パラノーマル・アクティビティ 3」

【紹介記事】一発アイディアに甘えなかった好例。映画「パラノーマル・アクティビティ3」

低予算で制作した第1作目が世界中で大ヒットを巻き起こした
「パラノーマル・アクティビティ」の3作目がBlu-ray化決定。
シリーズ第1作目で製作・脚本・編集・監督を兼任したオーレン・ペリが
再び脚本に加わり、ケイティ＆クリスティ姉妹の過去を描いている。

「プレアウィッチ」や「ソウ」など、一発アイディアで大成功を収めたシリーズは
得てしてそのアイディアに縛られがちで、贅肉をまといどんどん劣化してゆく。
話の辻褄は合わなくなり、最初の設定もどこへやら・・というのが大概のパターンである。
しかし、「パラノーマル・アクティビティ」はこの罠に陥らなかった。
主観視点で家の中で起こる怪奇現象を撮る、という基本部分は残し
登場人物の歴史を（後付けではあろうが）破綻なく追加することで
呪われた一族のストーリーへと膨らませることに成功した。
増えた製作費はカメラの台数と家財道具の充実のみに使われ
下手なBGMや主題歌は一切追加されていない。
カメラの台数が増える理由も、撮影にこだわる理由も
（一部苦しいとはいえ）ちゃんと筋が通っている。

何故ハンター（男の子）が狙われるのかについては前作で解決済みなので
今作ではケイティとクリスティがどんな体験をしたのかを描き、
最終的には全ての始まりである曾祖母の代まで遡っていくのだろう。
ケイティがハンターを連れ去った後も気になる。
つまり、まだまだいくらでも続けられるように話を膨らませているのである。
オーレン・ペリ、侮り難し。

▼すっかり定着したドロ臭いホームズ像。映画「シャーロック・ホームズシャドウゲーム」

(c) 2011 VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITED

「アイアンマン」のロバート・ダウニー・Jrが主演を務め
全世界で5億ドルを超える興行収入となった大ヒット作の続編が公開。
本作の黒幕は、原作でもホームズの宿敵とされている
天才数学者のジェームズ・モリアーティ教授。
ホームズに欠かせないワトソンは、もちろんジュード・ロウ。
ヒロインにはオリジナル版の「ドラゴン・タトゥーの女」で
リスベットを演じていたノオミ・ラパス。
前作からレイチェル・マクアダムスも少しだけ出演している。

前作でもほんのりと漂わせていた、ホームズとワトソンの友情以上の関係を
さらに強化した場面が随所に登場し、腐女子様大歓喜なストーリーが展開。
守りたいのは夫妻ではなくワトソンだけとでも言いたげなホームズの活躍も、
新妻を川へ投げ捨てられながら、結局はホームズの身を案じてしまう
ワトソンの愛情表現も全てが微笑ましい。
本家版「ドラゴン・タトゥーの女」のノオミ・ラパス譲も
初のハリウッド進出ながら前作のレイチェル・マクアダムス以上の存在感を見せ、
ホームズ・ワトソンと共になかなかのチームワークを見せてくれる。
ロバート・ダウニー・Jrが造り上げた
マッチョでドロ臭いホームズ像はすっかり定着したようで
初見ほどの違和感は感じなくなった。
敵の動きを先読みしながらアクションへ移行する演出も健在。

ラスボスであるモリアーティ教授の悪さがあまり出ていないことと
敵側の人員不足のため、キャラクターのバリエーションが豊富な
ホームズ側ばかりに見どころがあるのが残念ではあるが
前作がお気に召した方なら、ほぼ不満点は無いのではないか。
ワトソンの妻やホームズの兄にも見せ場が用意され
シリーズとしての安定感もぐんとアップ。これは絶対に「3」があるな。

映画「シャーロック・ホームズシャドウゲーム」は明日10日より公開。

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