Xbox360が夢の100万台突破を達成するまでの長い道のり | 忍之閻魔帳

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▼Xbox 360の国内累計販売台数が100万台を突破!
 プレイステーション3は累計300万台に


■Xbox360:「Xbox360アーケード HDMI端子搭載 256MBストレージ内蔵」
■Xbox360:「Xbox360 ハードディスク 120GB」

先週の販売分で2つのハードが大台に到達した。
まず、Xbox360が約3600台を追加して累計販売台数が100万台を突破。
WiiやPS3に約1年間先行し、2005年12月10日に発売されたものの
後発の2機種に次々と追い抜かれ、結果的に3年4ヶ月(171週)をかけての大台突破となった。
日本におけるハード別シェアは大きく差をつけられているが、
初代Xboxで日本市場に参入した時、「勝つまでやる」と宣言し、
360発売時には「次こそは勝つ」と言っていたMS担当者の言葉を思い返すと、
なかなか感慨深いものがある。
MSがここまで粘ると予想していた流通関係者は少なかったはずで、
「もしかすると次こそは」という期待を抱せただけでも万々歳かも知れない。

折り返し地点である累計50万台に到達するまでにかかった期間は100週。
50万台から100万台到達までは71週なので、
ソフトの充実と共に少しずつ盛り上がっていることがわかる。
ちなみに、Wiiの50万台突破は2週、100万台突破は6週で達成。
PS3の50万台突破は9週、100万台突破は35週で達成している。

■PS3:「PLAYSTATION 3(80GB) クリアブラック」
■PS3:「PLAYSTATION 3(80GB) サテンシルバー」
■PS3:「PLAYSTATION 3(80GB) セラミックホワイト」

一方、PS3も約1.9万台を追加して累計300万台を突破。
PS、PS2と勝利して来たPSブランドで初めての苦戦を経験したSCEも、
昨年あたりからようやく上向きに転じて来た。

日本における歴代ゲーム機の累計販売台数で
現次点でのXbox360とPS3のポジションはこのあたり。

・PC-FX(約40万台)
・メガCD(約40万台)
・Xbox(約50万台)
・ネオジオポケット(約55万台)
・バーチャルボーイ(約63万台)
・3DO(約72万台)
・ネオジオ(約100万台)
・Xbox360(約100万台)
・ゲームギア(約178万台)
・PCエンジン CD-ROM2(約192万台)
・ドリームキャスト(約245万台)
・ワンダースワン(約300万台)
・PS3(約300万台)
・メガドライブ(約358万台)
・PCエンジン(約392万台)
・ゲームキューブ(約402万台)
・ファミリーコンピューター ディスクシステム(約444万台)
・NINTENDO64(約554万台)
・セガサターン(約590万台)

■Wii:「Wii リモコンジャケット 同梱」

なお、Wiiの累計販売台数は現在までに約795万台、累計800万台が目前に迫っている。
既に64、GCの累計販売台数は上回っているが、
SFC(約1715万台)やFC(約1923万台)まではまだまだ遠い。

Wii・PS3・Xbox360の3機種の累計販売台数を元にしたハード別シェアは

Wii:66.5%
PS3:25.2%
Xbox360:8.3%


となり、累計ではまだまだWiiが圧倒的に有利。
しかしここ最近はSCE陣営が着実にシェアを伸ばしており、
夏商戦以降、どのハードにどんなソフトが登場するかによって
今後の勢力図はまだまだ変化していきそうだ。