タッチペンで鉄道経営。DS「A列車で行こうDS」 | 忍之閻魔帳

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■DS:「A列車で行こうDS」

「シムシティDS」が累計20万本以上を販売したのを皮切りに
DSで環境シミュレーションが多数発売されている。
当時バリバリに遊んでいた私も何本かプレイしているのだが、
据え置き機で発売されていたら、おそらくプレイしていない気がする。
1本のゲームに何十時間も費やすほどの熱意も時間もない今となっては
移動時や就寝前に少しだけ触って楽しむことが出来るDSが丁度良い。

何作もの有名シリーズがDSで発売される中、シリーズ累計で約120万本を販売している
「A列車で行こう」もDSに登場することとなった。
線路敷きを多用する「A列車」シリーズには、
DSのタッチペン操作が最適と判断されての登場となったようだ。
アイディアファクトリーから発売されたPSP版とは異なり、萌え要素などは無し。
1985年から続くシリーズの中で、ユーザーからの反応が良く、
セールスも好調であった「A列車で行こう IV」をベースに開発されている。

今回はDS版から初めてこのシリーズに触れるユーザーを考慮して
様々な救済措置が導入されている。DS版の主な特徴は以下の通り。

・タッチペンによる簡単操作

 出発点、中継点、終点の3点をタッチするだけで
 簡単に線路を敷くことが可能に。

・ゲームの進行に合わせて社員達がアドバイス。

 ゲームの進め方については秘書が、駅や列車については車掌が、
 その他にも様々な場面で社員達がサポートしてくれる。

・コマンド制限を導入

 「A列車」シリーズは、出来ることが多い分、
 初心者が全てのコマンドを把握するのは難しい。
 そこで、ゲーム開始当初は「線路を敷く」「道路を作る」など
 必要最小限のコマンドだけに制限し、ゲームの進行状況に合わせて
 徐々に残りのコマンドをオープンしていく方式を採っている。
 (初心者用マップでの話)

・バラエティ豊かなシナリオを用意

 青葉リゾート区・・・初心者用マップ
 青葉湾岸工業区・・・乗客と資材を輸送した街作り
 青葉経済開発区・・・交通網整備と沿線の開発
 臨海新都市・・・・・人口島のあるエリアを臨海都市へと生まれ変わらせる
 ベッドタウン計画・・田園地帯にバスを活用してベッドタウンへ
 門前町・・・・・・・人口の減った過疎の町を復興させる
 負の遺産・・・・・・赤字路線を黒字化させる
 山間のオアシス・・・周囲を山で囲まれた町を発展させるには
 企業城下町・・・・・工業施設を効果的に配置して人口を増加させる
 災害からの復興・・・災害によりダメージを受けた線路や道路の復旧
 ゴールドラッシュ・・発見した鉱脈をいかに有効活用出来るか
 鉱業から観光へ・・・古い産業に見切りをつけ、観光都市としての転身を目指す

・3Dカメラモード搭載

 「IV」から取り入れられた3DモードはDS版でも健在。
 四季や天候の変化も再現されている。

・やり込み派にはフリーモードを

 平地・山岳・森林・田畑・住宅・資材の6項目に好きな数字を入れるだけで
 オリジナルマップをDSが自動生成してくれる。

初心者向けに導入部分を噛み砕いてはいるものの、
中盤以降は経営にまつわるあらゆることに目を配らなければならない。

数分触ってどうだと判断出来るゲームではないので
細かな部分に関しては良く分からないのだが、アートディンクは
任天堂から発売された「ぼくらはカセキホリダー」の開発も手掛けるなど
DSは本作が初めてというわけではないので
快適なプレイが再現出来ていることを期待したい。


■DS:「シヴィライゼーション レボリューション」
■DS:「シムシティDS」
■DS:「テーマパークDS」
■DS:「ザ・タワーDS」

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  タイトル:A列車で行こうDS
  メーカー:アートディンク
   ハード:DS
   発売日:2009年4月23日
    価格:5,500円(税込み)
 公式サイト:http://www.artdink.co.jp/japanese/title/ads/index.html
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