■DVD：「シン・シティ コンプリートBOX 完全初回限定版」
続編も待たれる「シン・シティ」のコンプリートBOX。
既発の「プレミアム・エディション」と同じ
本編＋特典の2枚のDVDに、各エピソードごとに別編集された
「リカット・ストーリーズ」のDVD1枚、サントラCD1枚、
壁紙やスクリーンセーバーを収録したCD-ROM1枚、
未発売の日本語翻訳版コミック「THAT YELLOW BASTARD」、
20Pブックレット、SPトレカ16枚セットなど。
■DVD：「守護神／Blu-ray版」
久々に名前を聞いた気がするケビン・コスナーと
人気若手俳優アシュトン・カッチャーの主演による
ハリウッド版「海猿」。はっきり言ってしまえば
「君も沿岸警備隊に入隊しないか」キャンペーン映画で、
映画というよりも沿岸警備隊のPRビデオのような作り。
タイトルと冒頭でオチを全て見せてしまう開き直りは清々しい。
■DVD：「ドリームガールズ コレクターズ・エディション」
■BR-DVD：「ドリームガールズ Blue-Ray版」（8月3日発売）
今週発売のDVDではNo.1のプッシュ作品。
かつてモータウンサウンドにハマりまくった私だが、
この映画はダイアナ・ロスや
シュープリームスを知らなくても十分楽しめる。
明日を夢見るコーラスガール3人（＋1人）の成長物語と
60～70年代における黒人音楽の台頭が上手くミックスされ、
ビヨンセやジェニファー・ハドソン、
エディー・マーフィといった粒揃いのキャストが
圧倒的なパフォーマンスを披露するミュージカル映画。
オスカーを受賞したジェニファー・ハドソンのパワーと、
看板に相応しい美貌を持ちつつ、自身の歌唱力不足を
誰よりも自覚しているビヨンセとのコントラストも良い。
時代を感じさせるファッションやアクセサリーの数々は
「プラダを着た悪魔」に匹敵する華やかさ。
ブルーレイ版は8月3日発売。
■DVD：「ラッキーナンバー7」
今週のNo.2。
「ドリームガールズ」とは対照的に
男と男のドラマを描いたサスペンス。
主演は「ブラック・ダリア」のジョシュ・ハートネット。
向かい合う高層ビルの最上階に住み、
互いに牽制しつつ生活するマフィアのボスに
モーガン・フリーマンとベン・キングズレー。
ブルース・ウィリス、スタンリー・トゥッチ、ルーシー・リューなど
映画ファンなら驚くほどの豪華キャストを揃えながら
日本での知名度が低いのが不思議でならない。
駆け引きの応酬が続くシナリオ展開がとにかく秀逸で、
タイトルに隠された意味も含めてまとめ方も素晴らしい。
サスペンス好きならば観ておいて損はない。
■DVD：「紙屋悦子の青春」
当BLOGでは何度も取り上げているので
ご存知の方も多いと思うが、
私の敬愛していた黒木和雄監督の遺作。
爆撃機も血飛沫も登場せず、
ただ、当時を生きていた人々を丹念に描くことで
戦争の悲惨さを訴えかける黒木監督らしい作品。
「父と暮せば」あたりがお好きな方は是非。
■DVD：「∀ガンダム MEMORIAL BOX 2」
■DVD：「地球へ・・・」
■DVD：「竹宮恵子BOX」
既に多数の予約をいただいている「∀ガンダム MEMORIAL BOX 2」と
1980年公開の劇場用アニメ「地球へ・・・」も今週発売。
「地球へ・・・」は当時劇場で観た。懐かしい。
現在放送中のアニメもこっそり見ていたりする。
同時発売の「竹宮恵子BOX」には「地球へ・・・」の他、
「夏への扉」（1981年）「アンドロメダ・ストーリーズ」（1982年）を
同時収録したもの。現時点（6月17日0時）では在庫切れになっているが
発売日前後には復活するものと思われる。
▼今週発売の主なゲーム
■DS：「いただきストリートDS」
■DS：「ゼルダの伝説 夢幻の砂時計」
■DS：「しゃべる!DSお料理ナビ まるごと帝国ホテル」
DVDも含めて今週は個人的に買いなタイトルが多い。
ゲームのイチ押しは「ゼルダ」・・・ではなく「いたストDS」。
久々に任天堂ハードでの登場ということで
今回はマリオとドラクエのコラボ。
PS2版、PSP版より遥かにテンポが良くなり、
懸念されたグラフィックもDSにしてはかなり頑張っている。
ゲームシステムそのものは折り紙付きの傑作なので、
「桃太郎電鉄」シリーズのような単純なスゴロクゲームを卒業した
中・上級者向けのボードゲームとして強くお勧め。
ちなみに、ここ最近のシリーズ実績は、
PS2「いただきストリート3 億万長者にしてあげる！」約16万本
PS2「DQ&FF in いただきストリートSpecial」約37万本
PSP「DQ&FF in いただきストリートSpecial ポータブル」約12万本
となっている。
DSバブルに乗ってPS2版にどこまで迫ることが出来るか期待。
初回出荷は約20万本。
「ゼルダの伝説 夢幻の砂時計」に関しては
既に多方面で取り上げられまくっているので周辺事情のみ。
Ristretto殿によると、初回出荷は35万本ほどになった模様。
スピンオフ的な作品である
「もぎたてチンクルのばら色ルッピーランド」は約23万本、
Wii版「トワイライトプリンセス」は約42万本。
任天堂の思惑通り新規層を取り込めるかは微妙だが
新色発売との相乗効果で看板シリーズに相応しい
数字を叩きだして欲しいところだ。
「しゃべる！DSお料理ナビ まるごと帝国ホテル」は
任天堂の本家シリーズの看板を受け継いだ
コーエー発売の亜流という複雑な位置付け。
「高級店の味を手軽に我が家で」というコンセプトも明快で
「お料理ナビ」も「美味しんぼ」も購入した私は
本作も購入予定なのだが、一般の方にどの程度訴求するかは
微妙なところか。
■PS2：「ネオジオ オンライン コレクション 風雲SUPER COMBO」
■PS2：「廉価版：月華の剣士1・2」
■PS2：「廉価版： 餓狼 マーク・オブ・ザ・ウルブズ」
■PS2：「廉価版：龍虎の拳 天・地・人」
SNK好きな私としてはこちらも紹介しておきたい。
「風雲SUPER COMBO」は、ネオジオフリークには
隠れた名作として知られている「風雲黙示録」と
「風雲スーパータッグバトル」の2作パック。
既発のオンラインシリーズの廉価版も2079円という
非常にリーズナブルな価格で同時発売。
■Xbox360：「Saints Row／セインツ ロウ」（Z指定）
■Xbox360：「DefJam ICON(デフジャム アイコン)」
■PS3：「DefJam ICON(デフジャム アイコン)」
■PS3：「FolksSoul 失われた伝承」
PS3とXbox360は、本当は単独記事で紹介予定だったのだが、
発売までに間に合わなかった「デフジャムアイコン」を
重点的に取り上げてみる。
「デフジャムアイコン」は、PS2でリリースされた前2作が
共に2万本前後を販売している地味ウケシリーズ。
今回、初めてプレイしたのだが
高性能を思いっきり無駄遣いしたバカゲーといった雰囲気で
私は嫌いではなかった。
「YO-YO」なアクションを繰り出しつつ
何故か稲妻を落としたり「リアル・北斗の拳」のように
顔がボコボコになっていく彼等の勇姿を讃えて
「チェケラッチョ・アクション」と名付けたい。
見た目は「ストリートファイター リアルバトル オン フィルム」や
「モータルコンバット」などの実写格闘を3D化したように見えるが
大味なアクションや破壊を楽しむ豪快さは
「キング・オブ・ザ・モンスターズ」に近い。
分かる人だけ分かってくれ。
その他、360ユーザーには定番のジャンルである
「GTA」系の新作「Saints Row」、
過去ログにて紹介済みのPS3「Folks Soul」など。
【紹介記事】PS3「FolksSoul 失われた伝承」は釣りゲー感覚のアクションアドベンチャー。
■PSP：「スマッシュコートテニス3」
■PS2：「マナケミア 学園の錬金術士たち プレミアムボックス 特典付き」
■PS2：「マナケミア 学園の錬金術士たち ドラマCD付き」
■PS2：「グローランサーVI プレキャリウス ワールド」
■Wii：「はじめの一歩 レボリューション」
残りの小粒系をまとめて。
「スマッシュコートテニス3」は
ナムコの定番テニスゲームシリーズのPSP版。
「パワースマッシュ」との最大の違いは
「パックマン」や「ギャラガ」など過去のナムコ作品を
使ったチャレンジモードが用意されていること。
「パワスマ」を持っている身としては決め手に欠けるが、
「パワスマ」を持っていないテニスゲーム好きなら。
Wiiの「はじめの一歩」は、ファミ通のクロスレビューにも
書かれていた通り、Wiiリモコンを使った操作方法が
面白さアップに直結していないのが難点。
単純な調整不足なら発売までに直るかと期待していたのだが
レビューを読む限り、どうもあのまま発売されるようだ。うーむ。
▼今週発売のその他の商品
■CD：「デッドライジング オリジナル・サウンドトラック」
■CD：「大神 ピアノ・アレンジ」
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