オーソドックスさで勝負。PS2「エルヴァンディアストーリー」 | 忍之閻魔帳

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■PS2:「エルヴァンディアストーリー」(4月26日発売)
 サウンドトラックCD付き


ブームというわけでもないのだろうが、
昨年末あたりから次から次へとリリースされている
シミュレーションRPGに、またしても新作が登場する。

今回紹介する「エルヴァンディアストーリー」は、
プロデュースのアトラス在籍時に「BUSIN」や
「グローランサーIV」などを手掛けた杉浦誠氏を筆頭に、
キャラクターデザインを「ロトの紋章」の藤原カムイ氏、
シナリオを「バイオハザード」、
PSP「ブレイブストーリー 新たなる旅人」のいしぜきひでゆき氏、
音楽を「グランディア」「LUNAR」の岩垂徳行氏と、
「メタルギアソリッド3」「龍が如く2」の日比野則彦氏という
かなり豪華なスタッフを揃えたPS2オリジナル新作である。

主題歌は米倉千尋の「ライオンの翼」(3月14日発売)で、
初回出荷分の50%に装着される
サウンドトラックCDにも収録される予定とのこと。
(フルコーラスかどうかは不明)

ゲーム内容は、シミュレーションRPGの王道というか、
クラシカルかつベーシックな作り。
操作面などの感覚的な部分から見た目まで、
実にそつなく作られている。
「グローランサー」というよりは、「ファイアーエムブレム」に近いか。
シナリオ数は28で、最初の5話をクリアした時点での
パラメーターによって、その後のシナリオが3つに分岐するらしい。
単純に考えれば「固定の5話+23話×3パターン(69話)=74話」が
総数ということになるのだが、分岐後にシナリオが
被る可能性もあるので正確には不明。

「サモンナイト4」「ドラゴンシャドウスペル」
「ソウルクレイドル」と、シミュレーションRPGの作りに
定評のあるメーカーの作品が立て続けにリリースされている中、
頑張ればPS1あたりでも作れたのではないかという
グラフィックの弱さは気になるが、
昨年末に発売された「電撃PS2」に収録された体験版より
クオリティは向上しているとのことなので
その言葉を信じて発売を待つこととしよう。

*当BLOGでの新作紹介は、
 1:あくまでも開発途中のROMを使ってのプレイであること。
 2:数分のプレイによる第一印象に過ぎないこと。
 3:発売までに内容変更の可能性もあること。
 を予めお断りしておく。
 簡単に言えば、「あまりあてにしないでくれ」ということだ。


★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
  タイトル:エルヴァンディアストーリー
  メーカー:スパイク
   発売日:2007年4月26日
    価格:7140円(税込み)
 公式サイト:http://www.elvandia.com/
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