SCE、PS3等の情報発信スポット「店頭Kiosk(仮)」を全国のショップに設置 | 忍之閻魔帳

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ゲームと映画が好きなジジィの雑記帳(不定期)

いよいよ来週、PS3の初回出荷分の配分数が発表される。
初回出荷分の総数、20GB版と60GB版の出荷比率等、
気になることは山ほどあるが、
この時のために夏頃から着々と実績を積み上げてきた
大手量販やAmazonに偏った配分がされることは間違いあるまい。
ただ、全体の数量自体がナニなため、
優遇された法人からも突き上げを喰らいそうではあるが・・・
営業の方々にとっては長い1週間になりそうだ。

そんな中、SCEはPS3拡販のための新たな施策を発表した。
「店頭Kiosk(仮)」と呼ばれる什器をショップに設置し、
新作の体験版やデモムービーなどを提供する。
「店頭Kiosk(仮)」の仕様は、

・SONY「BRAVIA」(26インチ)
・「店頭Kiosk(仮)用PS3本体
・無線ルーター

となっている。
「店頭Kiosk(仮)用PS3本体とは、
ハードディスクの容量が160GBに増設されている他、
店頭使用向けにカスタマイズされた特製本体で
一般販売されるPS3本体とは仕様が異なるらしい。

「店頭Kiosk(仮)」の主な利用方法としては、

・新作の体験版やムービーを専用サイトからダウンロードして提供。
・ゲームの追加データ等を配信。
・オンライン機能を活かした店頭イベントを開催。
・体験版の試遊状況やムービーの再生回数のログデータを収集し、
 新作の前人気をチェックすることが出来る。
・有料コンテンツの販売。

などが予定されている。
有料コンテンツの販売とは、「グランツーリスモHD」等でも予定されている
追加データの個別販売を店頭でも受け付けるサービスで、
ショップにとっては新たな収益源確保と集客という
二重の効果を見込める期待の新サービスだ。

この手のサービスとしては
任天堂の「DSステーション」がかなり定着しているが、
SCEの「店頭Kiosk(仮)」がこの後に上手く続くことが出来るのかどうか、
期待しつつサービス開始を待ちたい。

ただし、「店頭Kiosk(仮)」はあくまでも(仮)にしていただき、
正式名称はもう少し馴染み易い、ポップなものにして欲しい。
素直に「PlayStation Spot」を使えば良いと思うのだが、
どうしても使えない理由があるのなら「ちょっとSpot」あたり如何か。

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