今週発売の主な新作 | 忍之閻魔帳

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ゲームと映画が好きなジジィの雑記帳(不定期)

【今週発売のDVD】



■DVD:「デスパレートな妻たち シーズン1 DVD BOX」


今週はまずこちら。
ある日、5人の仲良しグループのうちの一人が謎の自殺。
残された4人は、何不自由なく暮らしていたはずの彼女が
一体何に悩んでいたのかを話し合うが答えは見つからない。
だが、彼女の遺品を整理している時、
何者かが彼女に送ったと思われる、脅迫文めいたメモ書きを発見、
やはり何かあると確信した4人は、事件の真相を探り始める。

粗筋だけ読むと重苦しいミステリーのように感じるかも知れないが、
ミステリーの中にうまくコメディがブレンドされており、
軽い気持ちでもう1話、もう1話と連続して見てしまう作品になっている。
4人の妻達が皆それぞれに個性が強く、複雑な家庭環境を抱えているため
本筋のストーリー進行が遅めなことも全く気にならない。
ポスト「24」を狙う作品は重苦しい作品が多いが、
たまにはこういう連続ドラマで気分転換も良い。
私は買う予定。



■DVD:「RENT コレクターズ・エディション」

■DVD:「プロデューサーズ コレクターズ・エディション」

単発のDVDは2本。今週はどちらも音楽物。
原作がブロードウェイミュージカルという点も同じだ。

「RENT」は、ピュリッツァー賞も獲得した傑作ミュージカルが原作。
ドラッグやエイズといったキーワードを散りばめたシリアスなストーリーを
名曲満載のミュージカルシーンで彩った一級の作品である。
出演者の大半が舞台版出演者ということもあってか、
音楽面が際立って素晴らしい反面、
ストーリー部分の弱さがより鮮明になってしまった感あり。
ただ、見て損はない。

「プロデューサーズ」は、2001年に上演されたブロードウェイミュージカルが原作。
落ちぶれたプロデューサーが老婦人を騙して出資金を掻き集め、
大コケ確実のミュージカルを仕掛ける。
興行的には失敗した方がかえって儲かることもある、という
カラクリを利用し大儲けするつもりだったのだが、
これが予想外にウケてしまい・・・というコメディ。

生の舞台が面白かったであろうことは想像が出来るのだが、
映画ならではの演出はほぼ皆無で、
舞台の生中継をテレビで観ているような作りになっているのが残念。
舞台版の演出・振付を担当したスーザン・ストローマンが監督なのだが、
同じく舞台版と映画版の監督を兼任した「シカゴ」のロブ・マーシャルは
「舞台ならでは」「映画ならでは」ということを
きっちり把握した上で作品を作っていたと思う。
平たく言えば「工夫が足りない作品」なのだ。
ユマ・サーマンも紅一点としては弱い。

30代までなら「RENT」、40代以降なら「プロデューサーズ」といったところ。

【予約の開始された新作DVD】



■DVD:「ダーマ&グレッグ シーズン1」(12月22日発売)

■DVD:「ゲームセンターCX DVD-BOX 3」(12月22日発売)

「ダーマ&グレッグ」は1999年から2002年あたりに
NHKの深夜枠で放送されていた
「ふたりは最高! ダーマ&グレッグ」のDVD化作品。
放送当時、私もかなりハマって見ていた記憶がある。
何故今までDVD化されなかったのか不思議だ。
内容は、生まれも育ちも価値観も違う二人の結婚生活で巻き起こる
様々なトラブルを、愛情で乗り越えていこうとするコメディ。

「ゲームセンターCX DVD BOX 3」は、
言わずと知れた有野課長のシリーズ最新作。
最近はゲーム系のイベントでも露出が増えて来たようで、
キッズ層を中心に人気爆発中の濱口にぐんぐん引き離されていく姿を
不憫に思っていた私としても嬉しい限り。
支持層が濱口とは真逆ではあるが。

【今週発売のゲーム】



■PS2:「ドラゴンボールZ Sparking!NEO」
 宇宙ポッド型置き時計付き


「ドラゴンボールZ Sparking!NEO」は、
累計出荷が60万本を突破した「ドラゴンボールZ Sparking!」の続編。
PS2で発売された「ドラゴンボールZ」シリーズの販売実績は
「Z」58万本、「Z2」64万本、「Z3」69万本となっており、
いずれも初週で30万本以上を販売している。
総勢120人を超える登場キャラクター、
パスワードを使った育成モードの導入等、前作購入者から
寄せられた希望を可能な限り取り入れ、
前作を上回る初回50万本、累計70万本を目指す。

ただ、「超ドラゴンボールZ」の傷が癒え切らない中の
新作投入ということで、ショップからは「逃げ」、
ユーザーからは「待ち」の姿勢が若干感じられるのが気になるところ。
ちなみにWii版も発売予定。こちらは来年1月以降を予定しているとのこと。



■PSP:「ガンダム バトルロワイヤル」
 シャア専用カラビナストラップ付き


「LocoRoco」「ダビスタP」の苦戦と「GジェネP」の大ヒットで
ハードイメージがほぼ固まった感のあるPSPに
バンダイナムコが投入するのは、やはり「ガンダム」。
同じベックが開発を担当した、事実上の前作にあたる
「ガンダム バトルタクティクス」は、初回出荷約4万本、
累計出荷は約10万本となっている。
今作は、PSPの普及台数が「バトルタクティクス」発売当時に比べ
ほぼ倍増していることを踏まえ、初回12万本、累計20万本以上を目指す。
「サイコガンダムの撃破」「拠点制圧」など、
新たに搭載された4人協力ミッションモードは
「モンスターハンター・ポータブル」ユーザーを取り込むために用意されたらしい。
他のメーカーでも4人同時プレイを搭載した作品が増加傾向にあり、
「モンスターハンター・ポータブル」がPSP市場に与えた影響は
かなり大きいようだ。



■Xbox360:「トゥームレイダー レジェンド」


「ラストレベレーション」を最後にここ数作は未プレイだったのだが
久々に戻ってみるかと思ったシリーズ最新作。
数分の体験プレイでやる気の失せた「美しき逃亡者」とは
比較にならないほど、全ての面でパワーアップしている。
随分向上したとはいえ、視点移動とロード時間については
まだ改良の余地有りか。
グラフィックは圧倒的で、ここまで出来るのならば
いっそ「主演・アンジェリーナ・ジョリー」で作って欲しかった。
ちなみに同タイトルがPS2、PSPでも12月にリリース予定。


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■DS:「ギルティギア ダストストライカーズ」(SEGA DIRECT)
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■DS:「ギルティギア ダストストライカーズ」(Amazon)

ザックリ言ってしまえば
「キャラクターを大きめにして、2画面をフルに使ったJSS」といったところ。
適当プレイでもそこそこ楽しめるお気楽さを
キャラクター人気で補おうという手法は
PSP版の「ジャッジメント」モードと同じで、
あと少し掘り下げればぐっと面白くなのだが・・・という部分も同じ。

*画像は「SEGA DIRECT」専売のオリジナルテレカ。
 パッケージ画像ではないので要注意。

【予約の開始された新作ゲーム】



■PSP:「Riviera 約束の地リヴィエラ」
 リヴィエラ デザイナーズワークス付き(11月22日発売)

■PS2:「ひぐらしのなく頃に祭 お持ち帰りぃ~セット」
 金属バット型ボールペン「悟史のバット」付き(12月21日発売)

■PS2:「聖剣伝説4」(12月21日発売)

WS版、GBA版のどちらも好評を博した
スティングの「Riviera」がついにPSPに登場。
「ひぐらし」は限定版の同梱内容や予約特典と共に
正式タイトルも決定した模様。

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