題材とシステムがうまくマッチした「ひらめき子育てマイエンジェル」 | 忍之閻魔帳

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■DS:「右脳の達人 ひらめき子育てマイエンジェル」


「今週発売の主な新作」をやるつもりだったのだが、
「右脳の達人」シリーズに属してしまったためか
内容を不安視する向きがある
「ひらめき子育てマイエンジェル」をクローズアップしてみる。
応援の気持ちを込めて、画像も「極魔界村」以来の特大サイズにしてみた。

「ひらめき子育てマイエンジェル」は、
「育成×クイズ」という新機軸で話題になった
「子育てクイズ マイエンジェル」シリーズの流れを汲む
「育成×ミニゲーム集」である。
コンシューマー向けにはPSで2本発売されており、
1997年発売の「子育てクイズ マイエンジェル」は約20万本、
1999年発売の「子育てクイズ もっとマイエンジェル」も約9万本と、
クイズゲームとして考えればかなり高い出荷実績を誇っている。

「子育てクイズ マイエンジェル」は、
「殿様の野望」「なないろドリームズ」「犬福」など、
「クイズゲーム×何か」というタイプを色々とプレイしてきた私も
かなり好んでプレイしたシリーズであり、PS版は未だに2本とも所有している。
タイトルを聞いた時は喜びと同じぐらい不安もあったのだが、
実際に軽くプレイしてみたところ
「マイエンジェル」の雰囲気がほぼそのまま引き継がれていたため
ミニゲーム集に変わったことへの違和感はほとんど感じなかった。
収録されているミニゲームについても、「右脳の達人」シリーズを名乗るだけあり
頭の体操的な物が多く、ルールも単純明快なものばかりなので
間口はクイズよりむしろ広いぐらいではないかと思われる。

バンダイナムコの調べによると、「右脳の達人」シリーズの
メイン購買層は20代以上のヤングアダルト層で、
しかもその半数以上が女性という結果が出ているらしい。
そう考えれば、今回の「マイエンジェル」という題材は
少なくとも前作の「ガンバれっトレーナー」よりは
ターゲット層に見合った題材と言えよう。

全てのパターンを見るぞという気合い充分なお兄さんではなく、
さらっと遊びたいお姉さんにこそお勧めだ。
3990円と価格も安めなので、「もう1本」にも。

公式HPには体験版も用意されているので、
興味のある方はまずこちらで。


体験版は簡単な設定になっているが、
製品版では3段階の難易度が用意されているのでご安心を。

*当BLOGでの新作紹介は、
 1:あくまでも開発途中のROMを使ってのプレイであること。
 2:数分のプレイによる第一印象に過ぎないこと。
 3:発売までに内容変更の可能性もあること。
 を予めお断りしておく。
 簡単に言えば、「あまりあてにしないでくれ」ということだ。


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  タイトル:右脳の達人シリーズ ひらめき子育て マイエンジェル
  メーカー:バンダイナムコゲームス
   ハード:ニンテンドーDS
   発売日:2006年9月7日
    価格:3990円(税込み)
 公式サイト:http://namco-ch.net/unou_myangel/index.php
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