ベタ移植であることを納得の上なら「ぼくのなつやすみ ポータブル」 | 忍之閻魔帳

忍之閻魔帳

ゲームと映画が好きなジジィの雑記帳(不定期)



■PSP:「ぼくのなつやすみ ポータブル」
ジャポニカ学習帳・ぼくなつ版付き


あれは99年頃であったか。
PS版を初めて触らせていただいた時に一目惚れしたのだが、
何故か発売が延期され、このままお蔵入りかと思われた
2000年6月に唐突に発売になったのが初代「ぼくのなつやすみ」である。
発売前は割と後ろ向きであったSCEも
ユーザーの期待の高さを見てテレビCMの投入を決め、
これがブレイクの起爆剤となった。
口コミ効果で長く売れ続けた「ぼくなつ」は、累計出荷で約27万本を記録。
2001年発売の廉価版も約18万本を出荷し、
総出荷数は約45万本まで達した。

2002年、ハードを変え、PS2で発売された「2」は
「1」の購入者の高い満足度が反映され
強烈なスタートダッシュを見せ、最終的に約40万本を出荷。
2003年の廉価版(2800円)で約7万本、
2004年の再廉価版(1800円)で約11万本を上乗せし、
最終的に約58万本と、前作を上回る結果を残した。

そして今年、初代「ぼくなつ」がPSPに帰って来る。
PS2版からのユーザーにとっては新鮮な気持ちで、
PS版の体験者は懐かしい気持ちでプレイ出来る本作は、
全くの新規タイトルより移植作の方が
安定した売り上げを見せるPSPには最適なタイトルと言える。
追加ムービーや虫の種類が増えているとはいえ、
基本的にはPS版のベタ移植なので
新要素に過度の期待さえかけなければ安心の1本だ。
価格がもう1000円安ければなお良かったのだが・・・



■PS2:「ぼくのなつやすみ2 PlayStation 2 the Best」


2004年発売の1800円版。
未だに出荷が続いているというロングセラーだ。

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
  タイトル:ぼくのなつやすみ ポータブル
       ムシムシ博士とてっぺん山の秘密!!
    機種:PSP
  メーカー:SCE
   発売日:2006年6月22日
    価格:5040円(税込み)
 公式サイト:http://www.jp.playstation.com/scej/title/boku_p/
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★