RPG寄りになった変化がどう出るか「モンスターファーム5」 | 忍之閻魔帳

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モンスターファーム5 サーカスキャラバン
「ゴールドピロロ」が登場するDVD付き


シリーズ累計250万本を販売した「モンスターファーム」の最新作が
育成RPGとして発売されることになった。
一時はテクモの稼ぎ頭となっていた同シリーズも
新作のリリースごとに緩やかにパワーダウンしており、
大幅なシステム変更もその辺の理由が大きそうだ。

育成にRPGをプラスしたのは、
「モンスターファーム」のシリーズ初期からプレイしているユーザーが
そろそろ10代後半~20代に突入しているであろうと踏んで
高年齢にも楽しめる「モンスターファーム」を
目指した結果だと聞いたのだが、
「モンスターファーム」は、常に低年齢層にアピールする
「アンパンマン」的な作品だと思っていた私は少し驚いた。
一定の年齢で卒業しても、同時に新規の入学もある、
低年齢向けの入門編的なポジションでは不満ということなのだろうか。

確かに、今作のプロモーションアニメでは
テクモお得意の「軽くエロ」な雰囲気が漂っている。
ゲストキャラクターとして登場する「どこでもいっしょ」のトロについても、
SCEの調査ではPS2以降の「トロ」シリーズの購入者の大半が
女性ユーザーとのことなので、
相乗効果を生むコラボレーションとは言い難い。

私的には、RPGの要素が強過ぎて育成部分が薄まってしまった気がするが、
これが「モンスターファーム」に望まれた形の進化なのかは
来週にも結果が出ていることと思う。
テクモの狙う目標本数30万本は少々ハードルが高過ぎか。
(ちなみにPS2版の「モンスターファーム」は15万本、「4」は20万本)

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  タイトル:モンスターファーム5 サーカスキャラバン
    機種:PS2
  メーカー:テクモ
   発売日:2005年12月8日
    価格:7140円(税込み)
 公式サイト:http://www.tecmo.co.jp/product/mf5/
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