いよいよ盆商戦に突入し、
例年通り携帯用機の需要が拡大している。
特に任天堂関連の動きが活発なようで、
「nintendogs」「脳を鍛える大人のDSトレーニング」「やわらかあたま塾」の
「Touch!Generations」シリーズ3本柱と
「JUMP SUPER STARS」の投入で活気づくDSはもちろん、
続くGBASPも「ムシキング」などのヒット作に牽引され、
DSにかき消されることなく、しっかりと市場を形成している。
今夏の話題作のひとつであった「JUMP SUPER STARS」は
発売4日間の売り上げで比較すると
「nintendogs」とほぼ同等か、やや上回る程度の勢いのようだ。
ショップの抱える顧客層により動きに開きがあるようだが、
全体的に好調と言って良いと思う。
初回30万本も多過ぎず、少な過ぎずといったところで
相場も若干の高値あたりで安定している。
「どこにも売っていない」手前というのは、一番健全な状態であろう。
今春発売された「nintendogs」は、累計60万本に達しながら
未だに週間で2万本前後を売るロングセラーになっているのだが、
「JUMP SUPER STARS」はキャラクター主導のアクションゲームという性質上、
同様の軌跡を描くことは考えにくいため
もう少し勢いがあっても、というのが正直なところだ。
とは言え、まだ夏休みも折り返し地点。
残り20日でどれだけ売るのか見物ではある。