「視聴率」はもう古い、これからは「録画率」 | 忍之閻魔帳

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深夜以外はあまり家にいない私は
見たい番組の大半は予約録画の世話になっている。
私のような予約録画を基本とした視聴者は
ビデオリサーチ社などから発表される視聴率には関係ないのが現状だ。

しかし、東芝が発売した「新RDシリーズ」には
「おすすめサービス」なる機能がある。
これは、ユーザーが番組を予約するごとに、
インターネットを通じてそのデータが東芝の専用サーバーに蓄積され、
ランキング形式で結果がはじき出されるという仕組みだ。
現在はまだ対応機種も少ないが、このシステムが各メーカーに採用されれば
今まで視聴率でしか判断出来なかったテレビ局などにとって
貴重な情報源になる可能性を秘めている。

何故当ブログでそんな話をしているのかと言うと、
バンダイが「エウレカセブン TR1:NEW WAVE」のプレゼンをした時に
このランキングを引用していたからである。
「エウレカセブン」のような放送時間の微妙なアニメは録画率が高いため、
視聴率を発表するよりも録画率の高さを訴えた方が
人気をアピールするには好都合というわけだ。

ちなみに、7月初旬に発表された
総合ランキングの上位20番組を紹介してみよう。

1位:機動戦士ガンダムSEED DESTINY
2位:海猿(初回)
3位:電車男(初回)
4位:交響詩篇エウレカセブン
5位:トリビアの泉
6位:ツバサクロニクル
7位:ドラゴン桜(初回)
8位:ケロロ軍曹
9位:金曜特別ロードショー
10位:エレメンタルジェレイド

11位:仮面ライダー響鬼
12位:がんばっていきまっしょい(初回)
13位:いま、会いにゆきます
14位:かみちゅ!
15位:涼風(初回)
16位:女系家族(初回)
17位:魔法戦隊マジレンジャー
18位:おとなの夏休み(初回)
19位:BLEACH
20位:義経

発売されたばかりの新機種を購入し、
インターネットに繋いでデータを送ろうという時点で
データに偏りが出るのは仕方ないところなのだが、
それにしても「エウレカセブン」のランクは随分と高い気がする。
バンダイがこのランキングを持ってきたがるのも頷ける結果だ。

ソフトについてはまた次回にでも。

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