たまごっちのプチプチおみせっち
少し前に本館でも取り上げ、
実に様々な観点から好調の原因を探るご意見をいただいた
「たまごっち」が久しぶりにゲームとなって帰ってくる。
9月15日に発売予定のニンテンドーDS用ソフト
「たまごっちのプチプチおみせっち」は、
本家「たまごっち」とは少し違ったアプローチのゲームになっている。
プレーヤーはまず、
「まめっち」「めめっち」「くちぱっち」の中からパートナーを選び、
「おみせやさん」を開く。
「おみせやさん」は、「はいしゃさん」や「たこやきやさん」、
「ケーキやさん」「おふろやさん」など全部で10種類ほどあり、
お客さんの満足度に応じて「プッチー→メッチー→ゴッチー→ロイヤル」と
4段階のグレードが用意されている。
ロイヤルに到達すると、新たな「おみせやさん」を開くことが出来る仕掛けだ。
それぞれの「おみせやさん」でやることと言えば、
「さわるメイド・イン・ワリオ」系のミニゲームと思ってもらって間違いない。
虫歯を治したり、ケーキを作ったり、たこやきを焼いたり、
ターゲットとなる低年齢層でも充分遊べる物が用意されている。
「やり込み」を求めるユーザーは少ないと思われるので
これぐらいチープで良いと思う。
早期購入者特典として、DS本体が丸ごと収納可能な
「たまごっちプチプチDSポーチ」が用意される模様。
また、クラブニンテンドーにシリアルを登録すると、
「クラブニンテンドー特製たまごっち」（リンク先でデザインも発表されている）
が当たるキャンペーンも開催されることが正式に決定した。
プレゼント用に用意された「たまごっち」は2000個ということなので、
当たればかなりのプレミアアイテムになりそうだ。
バンダイが過去に発売した「たまごっち」関連タイトルで
ゲームボーイ用の物だけを抽出すると、
97年6月「ゲームで発見！たまごっち」73万本
97年10月「ゲームで発見！たまごっち2」53万本
98年1月「ゲームで発見！たまごっち オスっちとメスっち」11万本
と、本家の品余りと短期間の乱発により急速に
たまごっち熱が冷めていったことを印象づける急降下ぶりだが、
今回のDS版の目標本数は「オスっちとメスっち」とほぼ同等の
10万本と驚くほど控え目だ。
前回の「たまごっちバブル崩壊」が余程のトラウマになっていると見える。
本当にこの程度で終わるとすれば当選確率は約50倍、
もしかしてもしかすると当たるかも知れない。
この記事を初めてアップしたのは7月27日なのだが、
8月24日現在、予想を超える勢いで予約が集まっているようだ。
本家の「たまごっち」が徹底した出荷調整により
飢餓感が持続していることから、ゲーム版も入手困難になるのでは、と
不安になったユーザーが予約に走っているのかも知れない。
単に予約率が高いだけなのか、それとも発売後さらに伸びるのか、
発売後の動向が楽しみになってきた。
セガも「オシャレ魔女 ラブandベリー」を
DS版カードeリーダーとセットで発売してみてはどうか。
DSの女子児童向け市場はまだまだガラ空きだと思うのだが。
＊決定事項などがいくつかあったため、過去ログに追記した。
＊当BLOGでの新作紹介は、
１：あくまでも開発途中のROMを使ってのプレイであること。
２：数分のプレイによる第一印象に過ぎないこと。
３：発売までに内容変更の可能性もあること。
を予めお断りしておく。
簡単に言えば、「あまりあてにしないでくれ」ということだ。
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タイトル：たまごっちのプチプチおみせっち
機種：ニンテンドーDS
メーカー：バンダイ
発売日：2005年9月15日
価格：5040（税込み）
公式サイト：http://www.ds-tamagotch.com/
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