ダンレボ初心者に「Dance Dance Revolution with MARIO」 | 忍之閻魔帳

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ゲームと映画が好きなジジィの雑記帳(不定期)

任天堂
Dance Dance Revolution with MARIO (マットコントローラ同梱)


バスケだ野球だとこの夏は様々なスポーツに駆り出されて忙しいマリオだが、
今度はダンスということでコナミとタッグを組んだのが
「Dance Dance Revolution with MARIO」である。
言わずと知れたコナミの大ヒットゲーム
「Dance Dance Revolution」をベースに
マリオファミリーならではのストーリーモードや
ミニゲームを追加した作品になっている。

個人的には、コナミ産の音ゲーにマリオを絡めるなら
「Dance Dance Revolution」より
「pop'n music」の方が相性としても
現在の人気にしても上なのではないかと思うのだが、
遊んでみて納得、かなり敷居を下げている。

「Dance Dance Revolution」と言えば、
今やすっかり「高速足回し」という印象が強くなってしまい、
初期の頃のような、ライトユーザーでも遊べそうな
間口の広さは無くなってしまっているのだが、
本作ではシリーズ初期よりもさらに敷居を下げ、
従来の「Dance Dance Revolution」ユーザーより
ぐっと対象年齢を下げている。
コナミとしても、マニア化の一途を辿る同シリーズの
新規層開拓には良いチャンスであろう。

本作での「ベリーハード」は、現在の「Dance Dance Revolution」の
「ハード」に届くか届かないか程度の難易度設定になっているので、
ダンススクールなどに通っている(通わされている)
小学校低学年あたりからでもプレイ可能だと思う。
いくつかのモードを試したのだが、
「イージー」ではボタンを2カ所しか使わなかった。
これなら「けんけんぱ」さえ出来ればクリア可能だ。

「コントローラーの代わりにマットを使った『マリオパーティ』」
という雰囲気なので、同時プレイも面白いと思うのだが、
何故か専用コントローラーの単品発売は予定されていない。
と言っても、一般の店頭販売が無いというだけで、
任天堂では希望するユーザーに対し
通信販売という形で対応を取るらしいが、
買ったその日に対戦が出来ないのは少々痛い。
まぁ、「ジャングルビート」のタルコンガ同梱版が
タルコンガ単品と変わらない価格で流通しているのを見れば、
下手に流通させて余らせるよりは、、、と考えたのかも知れない。
(ちなみにコントローラー単品の価格は3000円とのこと。)

専用コントローラー同梱で6800円という価格設定は
本家の「Dance Dance Revolution」の専用コントローラーが
5800円だったことを考えればかなり破格なので、
タルコンガを叩くのはもう飽きた、
もっと体を動かしたいという方にはお勧めだ。

「Dance Dance Revolution」の最新作と思って買うと
肩すかしになる可能性もあるので、コアなファンは御注意を。

それにしても今度はKAT-TUNの赤西仁と亀梨和也とは、
任天堂のプロモーション担当者は守備範囲広いな。

*当BLOGでの新作紹介は、
1:あくまでも開発途中のROMを使ってのプレイであること。
2:数分のプレイによる第一印象に過ぎないこと。
3:発売までに内容変更の可能性もあること。
を予めお断りしておく。
簡単に言えば、「あまりあてにしないでくれ」ということだ。


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 タイトル:Dance Dance Revolution with MARIO
   機種:ゲームキューブ
 メーカー:任天堂
  発売日:2005年7月14日
   価格:6800円(税込み)
公式サイト:http://www.nintendo.co.jp/ngc/gwzj/
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