日本経済新聞社が2014年11月に発表した「NICESランキング」。
これは上場企業を(1)投資家指標(時価総額の増減、配当など7指標)、(2)消費者・取引先指標(売上高、認知度など5指標)、(3)従業員指標(ワークライフバランス、女性活用など5指標)、(4)社会指標(雇用、社会貢献など5指標)、(5)潜在力(設備投資、人材育成などに記者の評価を加算)の5つの側面から見て点数化し、ランキングを作成したもの。
企業の良し悪しを業績だけで判断するのではなく、企業で働く従業員や一般消費者にとっても良い会社を測る指標を取り入れた点がポイントだ。これによって、業績が良いだけでなく、働きやすく、社会への貢献度も高い企業が分かるようになっている。
出典:日経就職ナビHP
就活生さんは、色々な就活サイトに登録して情報を集めている事と思います。
昭和な私の就活は、まだネットがなかったので、家(私は寮生活でしたので部屋)に黄色い表紙の分厚い情報誌が送られてくる(発行元はどこだったのかな?リクルート?)、学校の就職課が色々な資料をくれる、頼んでいないのに送られてくる企業からの就職DM、営業会社がほとんどですが直接人事担当者が訪ねてくるetc・・・、などが情報源でした。
なにしろバブル時代の超売り手市場でしたので、情報は向うからやってきました(笑)
私見ですが上記「NICESランキング」は、日経新聞が発表しているので、他の就活サイトが出している指標よりも、更に信憑性が高いかな?と思います。
株式オタクの私は、やはり(1)の投資家指標が気になるところです。
投資家は長期保有の配当狙いと、短期売り抜けにたいがい二分されるので、就活生に参考になるのは前者の考え方です。
株価での評価は色々な要素があるので一概には語れませんが、設備投資や人材育成に力を入れている企業は、その方向性が市場ニーズにあっていて、将来花開きそうなものであれば、企業規模の拡大につながりますし、もちろんその投資の回収もできて財務基盤も健全化され、また新たな投資余力が生まれます。
投資家がある企業の株式を長期保有する場合は、その辺りが判断基準の一つの様です。
企業のIRニュースや決算報告などが、発表後に即株価に反映されることでも分かります。
設備や人材への投資は、企業が発展的に存続する要素であり、従業員にとっては雇用安定や昇進ポストの拡大が期待できます。
開発~完成迄の時間を買う意味で、M&Aへの資金も同義でしょう。
上記「NICESランキング」で言えば、(5)潜在力も大切だと思います。
もちろん、全ての項目がバランス良く高得点なのが一番ですが・・・。
最初に勤める会社は、将来転職や起業をする場合においても社会人としての基礎となり、その選択は本当に大事です。
しっかり見極めて活動してくださいね。
▼どちらもクリックを頂けるとブログを書く励みになります(^▽^)
(本ブログのランキングがご確認頂けます)
▼スマホでは、こちらから「弊社LINE公式アカウント」へアクセスできます。
★口コミ投稿はこの文字列よりリンクします。
ブログの感想を口コミしてもらえると嬉しいです。