体や脳にしみついている固定したパターンを、状況に応じて発展的な対応ができるものにするべくブレーキの外し方を研究している「進化体操と、とろける整体」の津田です。
実は私の名刺にはもうひとつ「PM速読」というのが「専門研究分野」として書いてあります。
はい、あなたが、「読む」という行為をするときにしらずに陥っている「ゆっくりとしか読めないパターン」を外すことができれば、あっというまに苦痛なく理解度を落とさないで倍や三倍で読むことが可能です。
ちなみに日本人の平均読み取り速度は分速600文字ぐらいだそうです。講習会参加された方の初速を平均すると確かにそれぐらいです。
最近別々に個人指導した3名の方は、実際のトレーニング時間(本や文字を読んだ時間)が10分から20分で、分速3000字から4000字超ぐらいにはなりました。平均の5倍から7倍近くということになります。
書店にならんでいる速読の本を見ると「脳トレ」のようなページが並んでいます。図形がならんでいて「間違い探し」をするとか、重なった大中小の四角形を順にみて視野を拡大するとか。PM速読講習で日本人平均の3倍程度を実現する講習では、そういうことはほぼやりません。3倍程度ならそのような訓練はまったく不要だからです。
今までの決まりきった読み方を「はずす」「減らす」ための簡単な方法を入れると、すっと速くなります。ふだん別のことには使っているけれども、読書のときには使っていない回路をすっとずらして読書に使います。するとすっと速くなります。日本人平均の3倍~4倍ぐらい=分速1800字~2400字ぐらいなら、そういう右脳開発的図形トレーニングはいらないのです。
そんな一つを紹介します。
●んーーーー読み
読書が速くならない理由の一つは、心の中で「音読」しているからです。音は一音ずつ順番に聞かなければ意味が分かりません。ところが文字は景色ですから、音に変換しなくても実は意味は分かるのです。見慣れたものほどそうです。
「Windows」とか「新大阪健康道場」とか見た瞬間に意味が分かりますよね。いちいち「ういんどうず」とか「しんおおさかけんこうどうじょう」と頭の中に声を出さないでも理解できます。
それは高速で読むほど実は眺めるだけで理解できる度合が高くなるのです。でもそのためには、「頭の中の音読」を減らさなければいけません。(ゼロにならなくても速くなりますから、減らすだけでいいんです)
そのために開発したのが「んーーーーー読」です。
読むときに頭の中で声に変換する度合を減らすためには、「音読をしないようにしよう」としても無理です。では別の音を鳴らしてやればいいじゃないかといろいろ探しました。結果、整体で「集中の音である」と教わった「ん」の音がもっとも相性が良かったです。
ここまでの文章を今までの「脳内音読」で読んでみてください。そしてそのあとで「んー」と脳内に響かせながら同じ個所を読みくらべてみてください。実際には脳内音読は完全には消えません。にもかかわらず、文字を追う目のスピードは一気に上がるという人が圧倒的に多いのです。
速くなったなーと感じたら、「ん」はやめてそのスピードで読み進めればいい。落ちて来たら「んーーー」です。
こんな方法を組み合わせて、遅い読み方に固着させているものを減らしつつ、速い速度で読むときに便利な回路を増やす。そこには、さら秘伝の方法が一つありますが、そこまでは明かせません(笑)。それは実際の講習会で。それを使うと10分後に三倍の速さが「理解しながら読めてますー」になるのです。
日本人平均の3倍で読むぐらいならほんとうに簡単なんです。
3月27日、4月24日に新大阪健康道場でPM速読講習会をやります。4時半~8時半までです。事前に無料のメールセミナーがありますから、できるだけ早めにお申し込みください。今月27日希望の方は、できるかぎり木曜日までにお申し込みください。(それ以後の方はご相談ください)
3月27日(日)
16時30分~20時30分
新大阪健康道場にて
受講料三万円
事後一か月間のフォローアップセミナー付き!
※講座のお申込み、お問い合わせは下記までメールをお願いします。
sinkataisou☆yahoo.co.jp
(恐れ入りますが、☆の部分を@に変えてください)