“Sing with Piano.”

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気付いたら寝入っていて、朝方ぱちっと目が覚めた。

色々練り直さなきゃいけないし、仕事もあるし、寝ないといけないし、ライブも考えなきゃいけないし、これからのこともこれまでのことも、良い悪いじゃなくてそれが私の生き方だし、ああ果てしないや。自分が何をしたくて何処に行きたいのか、誰に会いたいのか、その為にはどんな自分が必要なのか。

誰かと一緒に、じゃなくて本当に根源的に自分と向き合おうとすると、とても一人な気がする。誰かと一緒に頑張れば良いやって思ってるとそれはまだ甘いような。そこに誰かの入る余地なんて無い、圧倒的な孤独と向き合って、逃れられず、その繰り返し。ずっとずっとずっと、もう逃げたくない。

分かち合えないし言葉にも出来ないんだって初めて知った。だから私も歌を唄うし、音楽を続けて自分の伝えきれない感情を消化する為に表現するし、お金になってもならなくても、そこは絶対なんだな。でもこれからどうなりたいか、何をしたいかは絶対必要だ、前を見据えて、手元をよく見て、しっかり。

ほんとひとりでもいいやって、何もなくても音楽があればそれでいいやって開き直っちゃった。
0と1はこんなに違うのに、どうしてその有り難みを忘れる人間の無知さ。私は一人居たらそれでいいし、何も無いよりこれがあったら今はもうそれでいいよ、いつかは贅沢してみたいって言うかもしれないけど笑

関西ツアーから始まって(と言うか年末年始一週間連勤から記憶がわちゃわちゃしてる…)、心機一転仕事場が2ヶ月で異動になるようで(私が予想してなかった)、何だか総決算してるみたいな勢いのまま、今ここで立ち止まってみてるんですが。

去年から引き続きのブームは遅いですが「世界にひとつだけの花」です。
最後のスマスマで見て、改めて歌の力、何選り歌詞がとてつもなく素晴らしいことに気付きました。
すごく自分に当てはまってる曲だな、と。
自分だけを見据えて、今年はきちんとやるべきことを達成することが出来るか、それを今すごく考えています。

そしてずっとわだかまりがあって、疲れてしまっていたことが一気にクリアになる瞬間があって、そう言うのって本当に訪れるんだなと実感しています。

誰にも解らない“本当のこと”を、誰に何を言われようとも(もう誰にも話さないと思うけど、相談する意味が無いから)、今年も貫き通していきたいと思います。

昨日は夜空をぱって見上げたら、大きな星が落ちていく瞬間、流れ星を発見して、何だか嬉しくなったし、家族が待っている家に帰ることもとても嬉しい、理解してもらえない感情は、全部きっと音楽やここに書くような言葉にして消化して、そのために表現して生きていきます。

私には言わなくても解ってくれる、一緒に活動を表現してくれる幼なじみが居て、それに何だか今すごく救われています。

それが楽しいから、そのことに集中してあんまり難しく考えないで、もういっかって思って今在るものを大事にしよう、
私は神様の、ひょんな巡り合わせと言うか、ウインクするみたいに人を幸福にする瞬間も、願いを叶えてくれる瞬間も、ちゃんと存在してるって言いたいです。

だって願いとか希望なんて、本人の意思や理性によって生まれてくるものじゃないんだから、それは本能のようなものなんだから、誰が無理だよって言ったって別に持っていたって良いじゃないですか。
夢を見ることを諦めて見たくないものを見るより、自分が選んだものを胸張って大切にしてる方が精神的に健全だと思うけど。
そう言うのとは必然的に縁が切れていくし、それで良かったって安心してる自分も居る。

そして、言葉について。私はすごく言葉のことを大切に思っています。

人が人に言うと書いて「信じる」だし、人が人に云うと書いて「伝える」と言う漢字があるように、
誰かに伝えたい、解ってもらいたい、理解し合いたい、向き合って、自分を見て欲しい、見つめ合いたい、だから話し合うと言うのは、
『相手が思いやりのある、他人の気持ちを考えてくれること』が大前提としてあるな、と思った次第です。
だって伝わらなくて、思いやりのない、自分の気持ちを考えてもらえないような、そんな人物だったとして、
どうしてその人に伝えるために一生懸命心を尽くしたり、言葉を発したり、時間を使ったり、その人のことを考えたり、伝える努力をするでしょうか?
お金を出して花束を買ってプレゼントするのは、その人に喜んでもらいたいからでしょう、その人がその花束を無下にしない、と言う信頼関係、人間としての愛情が在るから、ではないでしょうか。

「言ったら人が傷付くこと」をわざとに見えるように解っていて言う、それが言われたその人にとって、悪いことなのか察することが出来ない、言っても悪いと思わない、寧ろ良いことだと思っていると言うのは、「本音で話し合う」ではなく、「思いやりがない、他人の気持ちを考えられない」ような、「共感性の欠如」のようなことだと思います。

人間関係のトラブルの中で最も多いであろう「言い方がある」と言うのはそう言うことなのだろうと思う、
「ありのままの気持ち(本音)で付き合うのは自然体でとても良いこと、だからもう少し言い方(言葉の選び方・使い方・ネガティブな印象の言葉をプラスに言い換えるなど)を考えて」と言うこと。
大切な人であればある程、その人との関係を大事にしたい、壊したくないから、伝え方も考えなきゃいけないのかな、と思います。誤解されたらお互い悲しい。
「言い方」ひとつで、その人の印象が悪くなってしまう、良い関係がこじれてしまうのは、とても損です。
その人の真意が伝わらないことも。
本当に勿体ない。

言ってあげる方が親切だとも、言ってあげなきゃいけないなんてこともない、自分が気付いて自分が理解しなければ、人は本当の意味で成長しないと私は思っています。

例えば誰かに怒られたことによって、自分がそれが悪いことだったと言うことに本当の意味で気付いて理解したからこそ、同じことは繰り返さなくなるんです。

ましてはその人の人格や生き方や性格、人間性を否定するような言葉は、音楽をもっとこうした方が良い、と言うような助言と比べて決して同じことではなく、その人本人が深く傷付く、ショックを受ける、本人に面と向かって、決して言ってはいけない、普通は言わないような言葉でしょう。

「言ってあげなきゃ解らない」と思われていたならば、もうそれは立場が同じ目線ではなく、主従関係に近いような、下に見ている、蔑まれている、立場が対等でない、客観的に見て高慢なおこがましい人間関係でしょう。
それで一緒に居ると言うのは、多分とても難しい。

「類は友を呼ぶ」と言う様に結局は同じ人達が呼び合ってコミュニティを形成するものだし、合わないなら、無理にそれに合わせて付き合わなくても良いんです、居心地の良い、理解し合える、円滑な関係を築くことに尽力した方がよっぽど良い。

そして、言葉で伝えようとしても、何にも言葉が出てこない、と言う瞬間があることも、経験しました。
伝えたかった、伝えきれなかった、でも本当に、伝えたい、伝えたかったことなんて山程有る、でも目を瞑るしかない、と言う状況に。
今までどうして言わないのって思っていたけど、言えないこともあるんだと、解りました。
それはその人がすごく大切だからこそ、今まで貰ってきたものやそれまで築き上げた関係性、良いものを失いたくない、壊したくない、だから何も言わず離れるしか出来ない、愛情なんだと言うことも。

いずれはこうなっていただろうことが必然的に訪れる瞬間は、避けては通れないんだと思います。どんなに大切にしても、悲しくても、避けようとしても。それはもう絶対に、必然的に。それしか言いようがない。

紅白も仕事で最後の方しか見れなかったけど、宇多田ヒカルの「花束を君に」で見ていたらだーだー涙が出てきてしまって、それが年末の良い思い出でした。

ゴッホも孤独だったと言うし、まあそれでいいや!

17日から、東京でも歌い初めです。
今年もよろしくお願いします◎





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◆野坂ひかりLIVE SCHEDULE◆




明けましておめでとうございます、
今年もどうぞよろしくお願いいたします。

今年で野坂ひかりは、音楽活動10周年を迎えることが出来ました。
これもひとえに皆さまの支えがあってこそでございます。
一度しかない10周年アニバーサリーイヤー、ぜひ一緒に駆け抜けていただけたら嬉しいです◎

ぜひ今後とも、野坂ひかりをどうぞよろしくお願いいたします!^^


それでは、こちらはピアノ弾き語り野坂ひかりの今後のライブスケジュール一覧です。
ご来場、ぜひ楽しみにお待ちしております*

野坂ひかりはライブ会場での撮影を全面禁止させていただいております。
ご理解、ご協力をどうぞよろしくお願いいたします

*******************
【新年関西ツアー①日目】

2017.01.06.fri
"attic music"
@大阪 心斎橋ENTER

OPEN:18:30 START:19:00
ticket:前売2000円/当日2500円
(別D600円)

-cast-
minor syndrome
野坂ひかり(fr.東京)
宮﨑かなえ(Whisper Porch)

★20:20 - 20:50 野坂ひかり出演

*******************
【関西ツアー②日目】

2017.1.8(sun)
「初詣 古天澤弁財天祭りPart.3」
@京橋SEVENDAYS

OPEN 11:30 / START 12:00
ticket:ADV ¥1,500 / DOOR(1D+1F ¥1,000)

ACT:梅谷陽子 / 卯月沙羅(東京) /高尾彩佳(東京) / 冬木希 / 鈴音(東京) /  安次嶺瞳 / まり子(東京) / たかだすみれ(名古屋) / 伊藤汐梨(名古屋) / 小野寺のら /野坂ひかり(東京) / スズムシラプソディ(名古屋) / MiMi

★14:00~14:30 野坂ひかり出演

*******************
【関西ツアー③日目】

1/9(祝・月)
【お腹が空くみたく、君にあいたくなるんだよ。】
@尼崎BLANTON

出演:大家うすしお/かしもとゆか/長島寛/野坂ひかり/minor syndrome
時間:Open18:00/Start18:30
料金:前売り¥2,000-/当日¥2,500-(D別)

★19:05-19:35 野坂ひかり出演

*******************

【東京歌い初め◎】

2017 1/17(火曜日)
今日のできごとpresents
『cinematic!』
@原宿ストロボカフェ

open18:30/start19:00
ticket:adv2300- /door2500-(+1D)

【LIVE ACT】
Roca.
天田優子(ex joy)
イシタミ(ariel makes gloomy)
野坂ひかり

★20:20-20:50 野坂ひかり出演












*******************

1月20日@吉祥寺  詳細後日!

*******************

蝶々チケットご予約はこちらから◎
お気軽にどうぞ▼

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official HPメールフォームから】
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【携帯電話の方は
こちらのメールアドレスへ】
singwithpiano.pika@gmail.com
蝶々お名前、公演日時、枚数
を記入して、送信下さいませ。

蝶々その他のお問い合わせは
singwithpiano.pika@gmail.com
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*******************

皆さまにお会いできることを楽しみに、どうぞお待ちしております。


最後までご覧いただき、本当にありがとうございました◎


*******************

*野坂ひかり/Sing with Piano*

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【2017年活動始動◎
HPリニューアル10周年year】

明けましておめでとうございます。

野坂ひかりofficial siteがリニューアルしました!
追って歌詞のページや写真のページの公開、CDの通信販売も行います◎
10周年もよろしくお願いします*




ぜひこちらからアクセスしてみてください▼
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今年もどうぞよろしくお願いいたします◎



野坂ひかり
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今日は年末年始最後のお休みでした。

23日にもクリスマスワンマンライブをさせていただいた、三鷹おんがくのじかんと言うライブスペースで忘年会があり、そちらに参加させていただいてきました◎



上手く撮れなかったけど、おんがくのじかんのぬいぐるみでぶにゃん(?)と!



久石譲作曲のピアノ曲
「Hatsukoi」と言う曲を少しだけ弾いて、
「Good night,Sweet hearts」
「観覧車の天辺で」
二曲歌わせていただきました◎


昨日の夜から誰かと比べてしまうと気持ちが底まで落ちてしまって、年内最後のお休みで洗濯物を片付けるだけ片付けて、ピアノを弾いて少し持ち直して、気持ちがもやもやしていると体調も崩すので、三鷹で近いので時間はかかったけど今日自分の歌を唄わないと持ち直せない!と言う強い気持ちで電車に乗り込み、23時頃くらいに着いて歌をうたわせてもらいました、本当に歌えて良かった。


帰宅後


私が歌を唄うのはね、そうじゃないと外界との繋がり方が解らないから、のような気がする。

自分の中身や人生がぐちゃぐちゃで、歌を唄うことで整理や理性を保つことが出来て、それを人が喜んでくれる、役に立つ、それで漸く成り立っている気がします。

生きているとファンタジーと現実が在るけれど、ファンタジーに引き摺られ過ぎても駄目なので、現実に私を知って、現実に歌を聞いてくれる人たち、歌える場所があることが、歌を唄うことを自分が認識することが必要なのです。

誰かの物語になるより自分の物語を、ちゃんと手と足と頭を使って動かなきゃ引き摺られてしまうから、目を瞑ることも、目を開けて向き合うことも、両方必要なんだと思うんです。

それを上手く使い分け出来なきゃ、私は運命とか人生とか言われているような、そう言うずっと付いて回る、追い掛けてくる、逃げても逃げても振り払えない、もののけ姫のデイダラボッチのようなどろどろに、呑み込まれて自分が潰されてしまうんじゃないかと思うんです。


手放しで安心出来る状況なんかじゃなくて、いつも恐くて、嘘になってしまったらどうしようと、このままずっとひとりなんじゃないか、誰とも向き合えないで終わるのではないか、
誰もが皆未来への保障とか安心とか決まっているものなんか何も持っていないはずだと知っていても、
とても怖くて潰されそうになってしまうから、
私には歌うことが必要なんだと思います、

私に唯一ある、トランポリンで飛んだ後の下に残るハンモックのような、クッションのようなもの。

「魔女の宅急便」の中で画家の女の子のお家にキキが泊まりに行くシーンで、
「絵が描けなくなったら描くのを止める、
でも気付いたらまた描きたくなって、その繰り返し、
きっと、神様か誰かが与えてくれた力なんだよね」
って画家の子が言うんだけど、
私はそれがすごく好きで、しっくり来て、
自分の音楽のこともそうだと思っていて、
だから、音楽は私のことを愛してくれていて、私も音楽のことをちゃんと好きになりたいって思ってる、その繰り返しで。


今日の星空もとても綺麗でした。
帰り道、自転車を漕ぎながら、ずっと見上げて帰ってきました。
自分の足で立つことが出来て、初めて誰かを支えられるようになると思うから、
私はここでへこたれてちゃ駄目なはずなんです、ちゃんと、自分を歩かせなきゃ。

冬の夜中は空気が澄んでいて、私の暮らしている田舎の方は特に星が綺麗に見えて、よかった。

星が瞬くのを、それを見て心が震えるように動くのを、忘れたくないと思った。

おんがくのじかんのピアノも、店主さんが出してくれたあったかい美味しい紅茶も、何だか全て忘れたくなくて、お腹を暖めてくれる優しい時間を彩る、陽溜まりのような、日向ぼっこしに来た猫みたいな気持ちでした。

大切なものを積み重ねていきたいです。

明日から休みなしの一週間くらい、、

皆さま、よいお年を◎







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私達が使える、目には見えない魔法のこと。


クリスマスの朝に書きかけのこのブログを、久しぶりに真っ黒な気持ちで真っ直ぐ前を向いて呼吸出来ないくらいに飲み込まれてしまう夜を過ごしてしまったので、そこから浮上するために、自分のために、書いてみようかな、と思う。

何も持てない、可愛くもない、性格も余り良くない、でもすぐ泣く、馬鹿な子供のような私にでも一つは出来ることに、こうして自分だけの言葉を綴る、と言うのがある。
だから、本当は閉じ込めていた方が楽だけど、どうせ伝わらなくても、伝えてみようかな。
私は自分のことは余り好きじゃなくても、自分が描く言葉のことは、ちょっと好きだ。


一度、物凄く唐突に、目の前に脳裏に鮮明に、夜空の星空が広がった光景が現れたことがある。


それは多分、今年の二月くらいのことだったと思う、私がまだ前の職場で精気も無くぼんやりと、死んだ魚のような目のままぼんやり働いて生きていたような時のこと。


その時お店が繁忙期で忙しく、私はぼんやりと、地下にある風の通らない、空も見えない窓も無い休憩室に向かって寒い階段を降りて行って、無機質な工場のような一画に無造作に置いてある、座るだけのためのパイプ椅子に腰掛けた時のことだった。

その人の音楽と私は、意図している・していないに関わらず、まるで想いを込めた手紙が届くようなやり取りの精神の交歓をしていて(いつの間にか何年も懸けて、10年間もかけてそう言う風になっていて)、
ちょうど新しいアルバムが出たばかりの時で、何日か前に夜中にひとりで部屋で音楽を聞いて、ああやっぱりメジャーアーティストはこんな風に変わってしまうんだな、どんどん薄っぺらくなっていくんだ、まあしょうがないことだな、と言う印象を受けて、
その時も只の休憩時間の暇潰しの為に聞くつもりだった、だけの筈だった。

椅子に座って「ああ仕事が忙しくて疲れたな」って目を閉じて、無機質な部屋の中で同じように無機質で意味も持たない状態の何にも無い私は、
気付いたら体が疲れている為か、意識せずに音と声の持っている世界の中に深く潜り込んでしまったみたいで、あれ、可笑しいな、と思ったのが最初だった。

何でこんなに歌がすぐ側で、隣りで聞こえるように響くんだろう、と思ったら、胸の奥の奥の方から誰かがどうしても伝えたかったであろう祈りのような気持ちが、ぶあーっと沸き上がって来て、身動きが取れなくなった。

体が動かせないまま、そうしたら私は気付いたら、満点の星空が拡がる、夜空の見える広い広い場所に居た。

その時に見えた星空の景色を、私は忘れることが出来ない。
それ以外にも、私はその人の音楽から、綺麗なものを沢山たくさん貰ってきたのだった、それに気付いた。

その声はまるで暖かい手のひらのようで、一生懸命私に届くまで、冷たい海のような時間の体積の中を、独りで泳いで来てくれたみたいだった。
どうにか私を掴まえようと、必死に足掻いているようだった、それを拒むことは出来なかった、いつも拒もうとしていて体がぎゅっと冷たく強張っている私を、その人の声や音楽は、冷たい夜に暖かい陽射しが射し込むように問答無用で包み込んで離さないように、心に流れ込んで来てしまうから。

ああ触れた、と思ったら、声が私の心の中の芯のような部分に触れて、それは手と手を繋ぐような感触だった、ああやっと掴まえたって、声が聞こえるような。

私はずっと今までひとりで、夕焼けや星空や流星群を見ていた、冬の寒い中に当時住んでいたマンションの屋上で寝転んで、ひとりで流れていく星を見上げた、何度も何度も見送った、心に誰かを思い浮かべながら、一緒に見れたらいいのに、って思いながら、誰も居ない時間の中で、独りで。

その場所で私は、確かに手を繋いで二人で、一緒に流星群を見た。
声が鳴って仕方なかった、どうしてもそれしか出来ない、それだけしかない私達の不器用な生き方は、こうしてずっと、繋がってきたんだって泣きたくなるくらいの愚直さだった。

馬鹿じゃない、って振り払うことも出来なかった、私もずっと待っていたから、こんなに広くて寂しい世界で、生きるために同じような言葉で話し合える、誰かと、こうして会えることを、
私はずっと、あなたに逢いたかった、ただそれを待っていた。

歌が届く瞬間と言うのはきっと上手く言葉で説明出来ない、ただ歌が届くのだ、目の前に光景が広がって、その人が伝えたかったであろう言葉や気持ちや景色が、真っ直ぐ伝わる。自分の体の輪郭を撫でてもらえるように、心にそれが届くと安心してしまう、それは、私にしか解らない。

優しくしたかったけど出来なかった、優しくしたい、本当は傷付け合うなんてしたくなかった、でもしょうがなかった、見えてなかったお互いの姿が、やっと星空の下で出会うことが出来て、全て許されたような気がした。


深い深い祈りのような、全てを超越した、音楽の持っている“魔法”が届く瞬間が、確かにちゃんと、在るのだ。

そしてそれは多分、本当の意味では魔法を掛けられた本人しか解らないのかもしれない、と思う。
何で他の人には言っても解らないのか、それは、あの光景を見ていないからだ、それが無いと解る訳ないって、妙にしっくりと納得したものだった。
私はこの人生で身を持って、何度も経験して知っている。
でも情けないことに何度も疑って、何度も解らなくなって、何度も忘れかけて思い出せなくなって、その度に新しい魔法が必要なのだ、私達が“今”生きていくために。
だからずっと、それを更新するために曲を書き続けるのだろう、と思う。

それが届いてしまう、解ってしまう、と言うのは、幸福なのかよく分からない、でも魔法が届いた瞬間は、堪らなく幸福しかない。

魔法が届いた瞬間、満点の星空の流れ星が見えて、気付いたらあれよあれよと涙が零れていて、私は無機質な筈の休憩室で、ぐすぐす泣いてしまって、気持ちが届く度に涙が止まらなかった。
綺麗な真っ直ぐなものって、信じられないくらい怖くて触るのを躊躇うから。

特に私は自分のことを汚いものだと思い込んでいるから、大丈夫か解らなくなる、それにずっと躊躇わず触れようとしてくれる音楽が在って、音楽が在るから、私は多分歌うことをやめないし、やっと生きていける。


どうして人は綺麗なままじゃ居られないんだろう、
誰かのことを妬んだり怨んだり羨ましがったり、何で自分の持っているものを好いものだと認めて、今在るものに感謝して大事に大切にすること選り、
新しく手に入れないと気が済まない様な、焦りや不安や恐怖に支配されてしまうんだろうと思う、
ヘドロの中に呑み込まれてしまったように、気持ち悪い、苦しくなる。

足掻いて、胸の中を掻き毟るように前が見えなくなって、どんどん嫌いになっていく、そんな感情ばかりに支配されて、大事なものが解らなくなる、
冷たいより暖かい方が良い、気持ち悪いより気持ちが良い方が善いに決まってる、
苦しいより快い方が、厳し過ぎる選り優しいものが、
どうして私は、それを真っ暗な方にどんどん進んで行こうとするんだろう、優しいものを享受出来ない癖に欲しがって、その優しさを甘さだと言って吐き捨てたって、もっと自分が苦しくなるだけだ。

私以外誰もが、馬鹿にしたり、出しにして騙そうとしたり、面白がって良いように言い含めようとしたり、可哀想だから口裏を合わせていたりした、誰にも解らない秘密のこと、私だけに掛けられたたった一つの「魔法」が、確かに在る。

皆んなが絶対に解らないのは、それを掛けられた本人にしか、見えない景色、受け取れる感触、確かに触れるもの、伝わってしまう想いや注がれる暖かいものが確かに実感出来ないからだ。
だってそれが「魔法」だから、「呪い(まじない)」や「呪い(のろい)」と同じで、「魔法」にも掛けられた本人や対象者の設定が有るんじゃないかと思って、ほらRPGのカーソルを合わせて実行するように。

誰にも文句は言わせないし口出しさせたくない、私にだって、どうしても信じたいものが在るのだ。
こわいくらい泣きたくなる、どうしても私に必要なもの、ひかり、のようなもの。
真っ暗な海の底で、誰も何も届かない中に確かに射し込んで確かに触れた、私の手を掴んだら絶対に離さずに、明るい光の中へ連れて行こうとする、私が光の中で生きていけると強く、本当に信じてやまない、絶対にそれを曲げない、一緒に傷付いて一緒に笑ってくれた、確かなもの、本当のこと、世界の秘密のようなもの、それが本当に、在るんだ。

与えられたことに感謝もせずに他のものをもっと欲しがって、誰かが自分のことを考えて選んでくれた、差し出してくれたものを無下にするのでは無く、優しくしたいんだって気付いたから、私はもう、何も言いたくないんだ。
真っ暗な中を、見失わずに、進んでいきたいだけなのに、たまに見失うから、私にはこれが必要なんだ。




寒い冬の中で、ひとりできらきら光る星空を見ていた夜を忘れない気持ちで、どうしていつも居ることが難しいんだろう、
あの透き通る気持ちで居られたら、きっと何処にだって、何でも出来るのに。

何とかしたい強くなりたい、もっと自分のことに向き合って、他のことに何にも左右されたくなんてないのになぁ。

泣くよりも笑うを積み重ねていくことが、今ならきっと出来るはずだから、私は馬鹿みたいな「魔法」を疑わないんだ、
「明日も君が笑えますように」と言う自分の書いた曲には、
「魔法を信じる子供を過ぎても 知ってる 奇跡はあなたの手の中に」と言う歌詞の言葉が在って、私が人生の中で学んで見つけた言いたくなることが、全部自分の曲の中に既に在るんだと言うことも、一種の魔法のような出来事なのかもしれない。

人生には多分ファンタジーも存在するのだ、だから人は荒波の中も越えていけるのだと思う。



綺麗で目を瞑れないことは在ると思う。
もうそれと向き合うしかない。「運」より「運命」って言葉の方が好きだ、後から見て、それが必然と解るような。

私が出逢った魔法のおはなし。





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