9/10(土)第17回課題図書型読書会を16:00~19:00で実施しました。
参加者は2名です。
課題図書は新潮文庫『カモメのジョナサン』(リチャードバック著)です。
- かもめのジョナサン (新潮文庫 ハ 9-1)/リチャード・バック
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まずは、読んでみた感想を聞きました。
■有名作品なのでタイトルは知っていた。学校の教科書に載っているのかと思ったが、読んでみてそんなイメージとは違っていたのでびっくりした。載ってるわけないな。パート1の時点では、面白かったが、パート2・3については「は?」という感じで好きではなかった。名作はどの時代に読んでも学べるものがあるが、この作品は古臭い考えと思った。現実離れしていて、日常の生活をバカにしている気がした。バランスを欠いている作品だ。
■大学時代に原書で読んだときは全く意味が分からなかったが、作品のテーマの完成度が低いと思った。
続いて【キャラクター分析】です。
■ジョナサン・リビングストン
次に【テーマ分析】です。
最後に【疑問点】を扱いました。
■この話はそんなに深い話ではなかったのではないかと思った。作品の見方・切り口があまり食い違っていなかったから。この作品で何が言いたいのかというところは、ここなんじゃないかとわかり、わりとシンプルに書かれた作品なのかなと思った。
■疑問点が明らかになったのはよかった。解釈が浅かったのを自分で感じた。内容は不完全燃焼なところがあるが、やっぱり好きな話ではある。
次回の課題図書は10/8、「フランダースの犬 」(ウイーダ)です。