お盆も2日目となりました。今日は馬と牛の作り方を紹介します。
お盆の期間中に、故人の霊魂が、この世とあの世を行き来するための乗り物として、
「精霊馬」(しょうりょううま)と呼ばれる、胡瓜や茄子で作る動物を用意します。
ちょっと調べてみると・・・
胡瓜(馬)は・・・・
故人が少しでも早くあの世から家に戻って来られる様に
足の速い馬に見立てられおり、
茄子(牛)は・・・・
故人がこの世からあの世へ帰るのが少しでも遅くなる様に
という願いが込められているそうです。
お仏壇の前に精霊棚を設置した場合には、
迎える際には精霊馬の向きを仏壇側
送る際には外側へという具合に向きを合わせるそうです。
さて、作り方ですが・・・・
①足になる「おがら」を用意します(割り箸でもOKらしい)
「おがら」はスーパーなどに売っている「お盆セット」の中に入っています。
細めの「おがら」を5~6cm位にカット、8本(胡瓜を一番細いもので作ります)
②茄子と胡瓜を用意
ご先祖さまが乗りやすいように、少し曲がったものがいいそうですが、
今年は胡瓜が曲がったものがありませんでした。
③目になる小豆を用意
かなり小さいものがいいようで、師匠(叔母)は小豆の袋の中から小さいものだけ集めておくそうです。
④めうちやキリなどの尖ったモノを用意
野菜に足や目を付ける時に、穴をあけてから「おがら」や小豆を差し込みますので、
⑤茄子(馬)に足を付けます。
先に穴を開けてから「おがら」をさします。しっかり立つようにバランスよく付けてください。
左:chi-制作(今年)
右:師匠制作中(昨年)
胡瓜(馬)は、こんな感じに曲がっているものがGOOD(昨年、師匠制作)
乗りやすそうね!
穴を開けてから小さな小豆を押しこみます。
⑦茄子(牛)
同じく「おがら」で足を付けて、しっかり立つように、バランス良く。
左:chi-制作(今年)
⑧目を付けます。
それにしても、乗りにくそうな馬だわ(笑)
皆さんも、是非作ってみてくださいね。
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